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カテゴリ:美術鑑賞
●美術鑑賞『ルノワール+ルノワール展』_オススメ度★★★(満点5点)
『ルノワール+ルノワール展』。 渋谷Bunkamuraでやっている。日曜とはいえ11時前に行ったせいかすいていた。 これは企画の勝利かな。 もちろん画家で有名なピエール=オーギュスト・ルノワールとその息子でこれまた 高名なジャン・ルノワールの二人の作品を「共演」させた。 54歳の時の子供であるジャン・ルノワールに対する、 ピエール=オーギュスト・ルノワールの愛情。 それを受けて育ち、その尊敬を自らの映画に投影するジャン。 絵と映画のシーンの共通点・類似点を並べて見せて、親子の情愛を感じさせる。 ジャン・ルノワールの映画は何作か観たことがあるが、また観てみたいなと 思わされる。と思ったら、2月中は日仏学院やBunkamuraで上映していたらしい。 4月からまたやるそうだが、間が空くとちょっとねぇ・・・。 ◇ルノワールの絵について感想 ・「後ろ姿で横たわる裸婦」 なめらかな曲線と幸福な色に陶酔。 ・「帽子をかぶった若い女性」 遠くから見てハッとした。 帽子や服のうねうねとした曲線の美しさ。 濃い色を使っているのだが、なんとなく淡くて非現実的なモデル。 手のほうが全然顔より大きかったり、首が太すぎたりなど デッサンとしてはどうかと素人なりに思ったりもするが そんなことはつまらないことと思わせる絵。 ・「田舎のダンス」 この展覧会の目玉の一つだが・・・。 あれ?歯を見せて笑ってる。ルノワールにしては結構珍しい? 調べようとは思わないが、滅多にない表情と感じた。 ・「テアトル・デ・ヴァリエテのボックス席」 ボックス席の客の背中で画面の半分以上を占めている。 これも珍しい構図だなぁと思った。一応背中の服の飾りや 帽子を見せたかったのかもしれない。面白い。 ◇ジャン・ルノワールの映画 ・「草の上の昼食」 カトリーヌ・ルーヴェルの池での入浴シーンは男なら目を奪われる(^^; #久しぶりの美術館で満足 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月02日 23時35分57秒
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