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カテゴリ:将棋
●この番組は録画している
7/15日に放映された「プロフェッショナル~名人戦 森内俊之 VS 羽生善治」。 録画していておいたのを観た。 ・負けて辛いだろうにテレビ出演を受ける森内は偉い。 いつまでも引きずっていてはこれからにさしつかえるだろうから あえて受けているのかもしれんが。 あの大逆転の第三局についてばかり聞かれるのもうっとおしいだろうなぁ。 ・二人の共通点が「自分の将棋を追究する」ということ。 羽生という大きな壁にぶつかって悩んでいた森内。 七冠から一冠までタイトルを奪取された羽生。 それぞれが立ち直るために目を向けるのは自分。 自分の持ち味を知り、追究していく。 他人ばかり気にしていても仕方ない。 羽生が立ち直るきっかけが、中原・加藤一二三などベテラン棋士が 自分の世界を表現・追究するために指し続けている姿に気づいたことだった というのが面白い。 ベテランになると集中力や瞬発力も当然落ちてくるので、 成績も落ちてくるのもやむをえない。それでも指し続けているのは なんでだろう、昔の強かった自分と今の自分とのギャップに苦しんではいないのだろうか と私は思っていたが、羽生のその気づきに私も気づかされた。 もうそこまで来ると勝ち負けではない。いや正確に言うと勝ち負けだけではない。 己の将棋を追及し、これが俺だ、というのを表現し続けているんだなぁというのが 今更分かった。自分が年老いた時にどうあるべきかというのもヒントを もらった気がする。 他者と対立するのではなく、自分を表現し、ありのままを見せることによって 後進の何かの役に立つこと。 30代の今からそんなこと考えても仕方ないけど(笑) ・職業「棋士」という名称はかっこいい。 そうかぁ、「サムライ」業なんだな・・・。今更ながらではあるが。 #なかなかいい番組でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月19日 13時00分33秒
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