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日経文化面の右上で美術作品の紹介をしているので毎日楽しみにしている。
今日はルーヴル美術館の彫刻「クピドとプシュケ」カノーヴァ。イタリア十八世紀末の古典主義。 十三年前、この作品をルーヴルで見たときの感動は今も胸の内にある。 死の眠りに落ちた少女プシュケとキューピッド(クピド)の接吻。 構図が斬新。バッテンの形。上のバッテンはクピドの両の翼。右下はプシュケの斜めに傾いた躰。左下はクピドの足。バッテンの真ん中にはクピドの頭があり、それをプシュケの両腕が丸を描いて抱えている。 拙い描写ではイメージがわかないかもしれないが、作品数の多さと鑑賞時間の少なさに焦って早足で見て回っていた私も、この美しさの前では足を止めざるをえなかった。 若い頃の感動は忘れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月21日 08時31分28秒
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