テーマ:小学生ママの日記(28634)
カテゴリ:徒然なること
私にとっては、暑苦しいだけだけれど、息子にとっては、うれしい夏。 なぜなら、虫がたくさんいるから。 6月の終わりごろから、片手に虫取りアミ、片手に虫かごを装着し続けている息子。 近所の神社、公園に友達を誘って日々通っている。 壊した10数本のアミが玄関先に転がっている。 (たまにマンションの子が借りに来ているぐらい・・・・やれやれ) 玄関先には、虫かご、水槽もいっぱい並んでいる。(泣きついてもらったイモリもいる) 片付ける気力も、整理する気力もない母。 (ほんとさー、この光景は男子のいる家って感じで、ため息が出る)
ここ二週間ずっと「カブトムシ~、カブトムシ~」と言い続け、 のんき父さんと一緒に、数回夜遅くに遠くのカブトムシがでそうな場所に出動していた。 でも、成果はゼロ・苦笑。 週末は天気も雨だったりして、なかなか取れないらしい。 昨日も、「行く~~」と言い張っていたのだけれど、カミナリがゴロゴロ言っている大雨。 なので、「今日はダメだね」と言うと、もう不機嫌モード炸裂だった。 「雨だから、仕方ないでしょ」という理由を聞き入れる脳みそもないので、ほんと険悪ムードの一日。 昨年、pippiさんにミヤマクワガタをいただいたのだけれど、 その記憶はしっかりとあるらしく(習った漢字は一瞬にして忘れるのに)、 「ミヤマくれた人のところに行く」と言い出すし・苦笑。
そしてそんな雰囲気の中、のんき父さんの部下の男の子から電話があり、 「カブトムシとクワガタ取りましたよ」と!!今から持ってきてくれるという。 もう、息子は狂喜乱舞だ。すかさず、せっせと虫たちを迎える準備をする。 合計、6匹いただき、無事我が家の虫になりました。 本当にありがとう、ありがとう。これでやっと平穏な日々をおくれる。 カブトムシがとれないと父親の威厳がなくなるということだけれど、 のんき父さんは、違った力を見せてくれたってことだろう・・・・苦笑。
今、息子と一緒に「ファーブル昆虫記」を読んでいる。 やっと3巻目に入ったところだ。(タマコロガシ、セミ、コオロギが終わり、今カリュウドバチ) 簡単な絵本は読んでいたけれど、昆虫記は初めて。いやあ、ほんとこの本面白いわ。 二人でゲラゲラと爆笑しながら読んでいる。 なんていたって、ファーブルさんのとことんやる姿勢が爽快。 セミは耳が聞こえるかという疑問に対して、実験として 役所から大砲を借りて来ちゃうんだもの。 他にも、調べるために集める虫の数もすごくて、 息子の収集意欲にうんざりしている私を安心させてくれる。 ついつい夜更かしになりそうな夏休みも 「ファーブル読むよ~」と言えば、素直にベッドに入る息子。
虫に振り回され、いや、虫の恩恵を受けながら夏を過ごす母子である。
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