テーマ:本のある暮らし(3292)
カテゴリ:読んだ本 絵本
先月、彼に大うけだった「ルドルフとイッパイアッテナ」が終わり、 さては、次は何を読もうかと思っていたのだけれど、なかなか良いのがみつからない。 「ハリーポッターがいい!」と言っていたので、 読んでみたが、プリベッド通りの説明で、息子の脳みそから蝶ができてきたので、諦める。 ハリーが登場する前にだ!!涙 (かろうじて、ダンブルドア校長は出てきた・・・) じゃあ、「モモはどうだ?」と読んでみるが、これもまた円形劇場の説明でアウト。 カタカナに弱いことは知っていたけれど、ここまでとは・・・・・・とほほ。
私が読んで、彼が聞くだけなので、漢字が難しいのがあっても大丈夫。 だから、「選ぶ基準が広がったわあ」と喜んでいたけれど、これが案外難しいことが判明。
黙読しているときには、あらすじが頭に入るのに、 音読するとなかなかビビっとつながらない本があることが、このごろわかった。
図書館で私がささっと読んで、「これならウケル!」と思ったのが、 音読している私が、「あれ?つまんないかも・・・・・」って途中で思ったりする。 読んでる私が面白くない。黙読していると、面白いんだけれど。不思議だ。 息子のつかみを勝ち取るために、虫とか動物とかが登場したり、 ちょっと、不思議な世界とか、科学的なものを、必死に選んでいるのに、ガックリ。
「これは邪道なんじゃ・・・・」と思いつつも、 「感動するお話 小学校2年生」とかも、借りちゃったよ。(まだ未読だけれど)
昨日は、挫折した本をやめて、星新一の「ボッコちゃん」を読んでみた。 私が中学生のときには、星新一ばっかり読んでいた。 (当時は、長編小説読むことがなかったんだよなあ) この本は、娘に買ってあげたら、「面白かった」と言うし、 確か、小学校の教科書に「かがみの中の犬」ってあったから、小学生でも大丈夫なのねと・・・。 (昨日のことは、忘れてしまってるが、はるか昔のことって、結構覚えてるよね)
あの独特なユーモア音読で出せるかとか、SF的なことがわかるだろうか?と心配してたが、 結果からいうと、想像よりもウケた!! ただ、星新一の主人公にありがちな「N氏」とか「Y氏」が、ピンとこないみたい。 だから、私も「Nさん」とか言い換えたんだが、今晩からは「中野さん」とかにしてみよう・苦笑 あと、昔の言い方もね・・・・カメラが写真機だったり・・・・・・。
さああ、これが終わったら何にしようか。 図書館の名作集も考えたけれど、背表紙が日焼けしまくってる本だったし・苦笑。 なかなか、頭を悩ましてくれる。楽しい悩みではあるけれど。
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