くぴくぴ　と　くりくり　の日々

先週から、我が家を襲っていたインフルエンザの嵐。

案の定というか、私もかかったけれど、タミフルでたった1日で熱は下がる。

（体のだるさは結構続いてるんだけれど）


しか～～～し、今回の病気週間は本当に、本当に大変だった。

なぜって？

それは、息子が絶対に薬を飲まなかったから！！！！

今までも、薬は飲みたがらない息子ではあった（そのために病が長引く男）


今回、彼に処方された、タミフルの粉薬。飲んだのは、一日目の一袋だけ。

それからは、何をしようが、全く飲まない！！！

本当にありとあらゆる手は打った。

定番のオブラートに包む、ゼリーに混ぜるは

絶対に口を開けずに、手で払いのけられた粉薬が飛び散る。

好きな食べ物（飲み物）に混ぜるは、

大好きなプリンさえも、食べなくなり、ヤクルトも用心して飲まないように。


え？「無理やり飲ませればいいじゃないか？」ですって？

もちろんしましたとも、虐待一歩手前までの方法で・・・・・。

結果はというと、口にいれてすかさず吐く。

それもイヤなことをされた復讐のように、ところかまわずぶちまける。

そして、洗濯機での洗い物が増えただけ・・・号泣。


毎日のように、何十分も説得、褒め称え、脅し、泣き落としを、薬を片手にするが、

「いや、飲まない」の一言で玉砕。

使っちゃいけない「飲んでくれたら、アレ買おうか！」も、玉砕。


ご飯も全然食べれないし、のどが痛いのならマスクをと言っても、無視。（治す気あるんかい？）

水分だけは、しっかりと飲んでいてくれるのがまだ救いだった。



そうこうしている間にも、息子の容態は「もしかして、急性肺炎？」と思うぐらいになったので、

もう一度、再院するが、先生には

「ここでは、もう見れません」と総合病院の救急に行くように指示される。

見放されたって感じだが、これもしょうがないよね・・・・・・。


救急の若い先生には

「今、検査しましたが、インフルエンザではないようですよ」とあっさり言われ、

点滴も注射もなく、また薬！！！！！！

粉薬じゃなくて、今度は小さな錠剤。（ラムネよりも小さいんだよ）


これなら、いけるかと、またもやチャレンジするが、頑として飲まない！！

一度は、「これ飲まなかったら、入院するんだからね」と

ウソの入院バッグを持ち、夜の9時に総合病院の駐車場にまで連れて行くが、飲まない！！！



もうね、「母は諦めた」と、ネットで、自然治癒を調べる調べる。

自然治癒関係って、ちょっと宗教っぽいので、

弱りきっている私は、フラフラと入会しそうになりそうだったよ！


息子ののどに、ネギを巻き、はちみつダイコンを作り飲ませ、

胸には、ビップスベポラップを塗り、

寝ている部屋には、アロマを焚き、加湿器と空気清浄機を投入。

アロマの青い光も手伝って、ちょっと独特な雰囲気になる。

何か、像でも置いたほうがいいんじゃないか？って思うぐらいに・笑



その結果、やっとやっと、昨日36度台になった～～～～～！！！

まだ体力が戻っていないので（3キロ近く痩せた）、今日は学校は休ませたが、

ゴールはあと少しのところまで来てるようだ。よかったよかった。

ここ一週間「悪化したらどうしよう？」とか

「子育て失敗？」とか落ち込んでいたので（この答えは保留ね）、

普通の生活に戻るのが、本当にうれしいわ！！！



しかし、なぜ、薬をあれだけ飲まないんだろうなあ。

あの頑固さはどこから来てるのか、本当に不思議。

（知らない間に、そういった関係の信仰をもった？）

これで、また季節インフルエンザが来たら・・・・・ゾクっ。

憂鬱な季節だわ・・・・・。