テーマ:スポーツあれこれ(11319)
カテゴリ:ベルギー生活 子供編
息子と娘が柔道を始めて、早いもので、もうまるっと4年になった。
娘は初段(黒帯)で大満足してるし、息子は柔道の練習が大嫌い。 2人とも口をそろえて「ベルギーじゃ、柔道はしない」って言っていた。 しか~~~し、日本を発つ前に、柔道の仲間に盛大な送別会を開いてもらい、 「ベルギーでも柔道を続けます」とみんなの前でスピーチをしたでしょ!!!! あの場の雰囲気の成り行き上、言った言葉とはいえ(!)、責任をもって、 半ば強制的に、柔道を続けることが決定した我が家だ。 ベルギーの数少ない私が知ってる方たちに、柔道教室のことを聞いても、 「柔道習ってる子は知らない」とのこと。 とっても役に立つ「ベルギー生活便利帳」にも、柔道教室の案内がない。 このブログのテーマを探すときに、投書ランキングの200位まで見たけれど、 空手、剣道、卓球、合気道まであったのに、柔道はなかった・・(見逃してたら、ごめん) とはいえ、ベルギーでちょこっと探せば、区の体育館で教室が二か所あった! 日本よりも盛んと聞いていたから、心配はしてなかったけれど、近くにあってラッキー。 一度見学をして(二つの教室があったので、どちらがいいのか考えたり)入会した。 生徒はみんなベルギー人(多分)で、アジア人は息子と娘のみ。 週3回の練習で、3か月ごとに85ユーロ(9000円強ぐらい)で、 一年間のスポーツ保険が42ユーロ。 (本当は週3回通えばいいのだが、日曜日か土曜日の週1回だな、我が家は) 先生はシニアのヨーロッパチャンピオンみたいで(規模の大きさがわかんないけれど) 教え方もいいし、キチンとした柔道家だと思う。 生徒に黒帯の若い男の人がいて、 これが、あなた!ブラッドピットにそっくり!!!! まゆつばじゃなくて、息子も「イケメン」って呼んだぐらいかっこいいよ。 娘に英語で説明してくれたり、いろいろと気を使ってくれて、感謝感謝(いいなああああ) 息子と同じ年くらいの子もいるけれど、なにぶん、みんな背が高いから、 同級生なのか、年上なのか、いまいちわからず・・・・・。 練習内容は、日本とそれほど変わらない。 筋トレあり、打ち込みあり、投げ込み、乱取りって、同じ感じで進んでいく。 先生の説明は全部フランス語だけれど、キーになる言葉が日本語なので、 「あじめ!」(Hを発音しないから)や「まて!」など なじみのある言葉で、ちょっと余裕ができるみたい・笑 小さい子組の練習は遊んでいるようでも、かなりユニークな練習方法で、 見ていても楽しいし、やってる子も柔道が好きになるだろうなーって思う。 娘も息子も、練習が終わった後に「グッド、柔道」と言われていたので、 なんとか、この教室についていけると思う。 練習中ずっと「どれだけできるか?この日本人は?」っていうムードだったし。 よかった、よかった。 ただ、「ここは日本とまったく違う!」って衝撃を受けたのが、 日本だと練習が終わった後にみんなで一斉に礼をした後、 先生に一人一人あいさつをしてたのだが(子供たちが並んで) ここでは、先生に抱きついて、チューしておりました。 うーん、武士道があっという間に、軟弱化されたよ・・・・・笑 「柔道で武士道て何??」って思うでしょ? この柔道教室のクラブのカタログには武士道の文字がある! もうひとつ見学に行ったクラスは、小さい子のクラスは「小さい虎」で、 9~14歳のクラスは「サムライ」だった。 こういった小さな勘違い?思い込み?なんていったらいいのかわからないけれど、 脱力するときも多い・苦笑。 逆に言って、私が区別できないヨーロッパ社会だから人のことは批判できないが。 息子が今はまってるレゴがコレ。
ニンジャシリーズなんだけれど、「ウー先生」がいたり、 武器やら、小物や建物が妙に中国テイストでいっぱい。 ちょっと脱力するよ~~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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