カテゴリ:旅行あれこれ
さて、前回からの続き
「少しでも食べるとすべて吐いちゃう、薬もきかない、熱も下がらない」最悪の状態 そこで、のんき父さんが、ホテルの医者を呼ぼうと決断してくれた。 (ほんと、この決断がなかったら、私、死んでいたと思う) ホテル付きのドクターは、若い若いエジプト人(インターン中だそう) 私の状況をみて「3日間集中治療をします」と診断する。 (エジプトドクターの診断・治療) 診察:触診・血圧検査・脈診断・血液検査 診断:病名は不明。 身体の一部の炎症があるから発熱 薬:抗生物質 1錠×一日1回×3日間 点滴 朝・晩 1日2回 計6回 抗生物質注射 計6回 熱からくる筋肉痛み止めクリーム 1本 咳止めシロップ 1本 治療費:420ユーロ ドクターに変わったからといって、すぐに熱が下がったわけではないが、 やっぱり点滴はありがたかった~~~~~。 あと、抗生物質も一日一粒だけでいいんだよ!!!(天国よ~~~~) 病気の経緯としては、 五日日間の高熱・吐き気・食欲不振を経て、なんとか回復に向かった。 一週間で3キロ痩せた これで、今回の病気のすさまじさがわかってもらえたでしょうか? あれだけ、いろいろ努力してやせなかったのにね・・・・。 やれやれやれ。 ただ、いまだに右わき腹に鈍痛があるので、何かが悪いみたい・・・・。 あと、病気の後ってすぐに体重がもどりそうだけれど、まだキチンと食べれない。 (なので合計4キロもやせてきた) 今日、ベルギーのお医者さんに診てもらうことになっている。 もちろんR先生ではない。 彼女の暴言やら態度でいろいろと不満は山積みだけれど、それはもう関係ない。 それ以上にあのめちゃくちゃな処方箋の出し方と、いい加減な診察の方法に呆れ、 私はベルギーで死にたくないので、一生行かないことにした。 言葉の問題よりも、医者は医術の腕が大事だと思うから。 今回気付いたカッコ書き 1. 怖かったこと 熱で意識がもうろうとしてるのに加えて、抗生物質を飲むと 本当に本当に本当に、幻覚・幻聴がすごかった!!!いわゆるトリップってやつ?? 実家の母の声も聞こえたし、目をつぶると3Dでガチャガチャだし、小人が踊ってるわ、 天井では馬車が駆け回ってるし、手をみれば指の先から赤と緑の線が出まくってるし・・・・ ここでは言い尽くせないぐらいのものが、ずっとずっと周りでごちゃごちゃ言ってるのだ。 薬物に手を出す人はこれが見たいからなの?? 私は、絶対にいらないわ~~~~・涙 本当に本当に怖いわ、うっとうしい体験だった。 2 やっぱり日本食だよ ドクターからも、「何か食べないと治らないよ」と言われるが、 がんばっても頑張っても、どうしても、ちょこっとしか食べれなかった。 ホテルのレストランに行っても、食べれるもの、食べたいものがないの!! 匂いにすごい敏感になり、お肉とから油は一切アウトになった。 夢にまでみたお粥・・・・やっぱり病院には日本食よ!! 3. エジプトの薬は最高??? ドクターからもいただいた、身体の痛み止めのクリームの効きがハンパなくすごかった! あと、咳止めもピタっと咳がやむし。 何々?エジプトの薬って効能がすごいのだろうか?? あまりに気にいったので、予備さえももらってきたぐらいだ。 4. エジプト人は控えめ?? ドクターとは、たくさんの話をした。 いや、厳密に言うと、のんき父さんとドクターの会話を聞いていたのが正解。 毎日の点滴は、30分~1時間かかったので、その間に、男二人が 政治、リゾート、経済、エジプトの状況等々、いろいろと語り合っていたのだ。 そのおかげで、エジプト観光は全くできなかった私だけれど、エジプトには触れれた・笑 ドクターは、本当に好青年で、意見・未来・将来のある青年といった感じだ。 私のイメージのエジプト人って、押しが強くてゴリゴリだったんだけれど・・苦笑 最終日あたりに元気になったときにいったお店で、香水を買ったお店でも、 一つ買ったら、「はい、これね」とそれ以上売り込みしてこない!! うーん、場所柄でしょうか?? 今、月並みだけれど、「健康って何より大事」とつくづく思う。 私は二重生命線を持つ女だけれど、 やっぱり身体は大事にしないといけないね!(そういう年だし) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行あれこれ] カテゴリの最新記事
|
|