地震と津波と火災で大きな被害を受けた岩手県の山田町。
その町にある航空自衛隊山田分屯基地の隊員達は、自分たちも被災者でありながら、この一カ月間、不眠不休で災害派遣活動をしてきました。
山田分屯基地の自衛官達は、震災発生直後から、すぐ現地に向かい、一日も休みなしで救助活動、支援物資の運搬、がれきの撤去、行方不明者の捜索活動、など、多くの様々な仕事をして来ました。
隊員の中には家族を失ったり、家を津波で流されるなど多くの隊員達も被害に会っていました。
航空自衛隊としては、前代未聞の大がかりな救助活動や捜索活動が続く中、
やっと先日、夫は初めての休暇が取れ、ほんの数日間ではありましたが、山田町から三沢の家に帰って来ることが出来ました。
疲れている様子でしたが、全国の自衛隊からの応援支援もあり、何とか一か月間無事に元気で乗り切ったようです。
無事に帰宅できたので、八戸の櫛引八幡宮へお参りに行き、
山田分屯基地の隊員達が全員、健康で安全に無事に任務遂行が出来ますように
と、お祈りしてきました。
つかの間の休暇でしたが、3月31日被災現場で迎えた夫の誕生日を、家族で、ささやかに祝い、また、主人は山田基地に帰って行きました。
また、明日から、4月25日と27日は、三沢基地から500人の自衛官が、
深夜1時に三沢基地に集合し、バスで5時間かけて山田町に入り、
明け方から夕暮れまで行方不明者の一斉捜索活動が行われるそうです。
私の友人のご主人も現地入りします。
一方、津波で家を流された山田の自衛官の家族は、6世帯だけは何とか官舎に入居することが出来たそうです。
まだまだ、災害派遣活動は続いています。
無事に任務遂行が出来ることを祈っています。
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最終更新日
2011年04月24日 23時33分20秒
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