パズル
人生は仕上がるまで出来上がりの分からない、ジグソーパズルのようなものだ。10代の頃に思春期を迎えるのは、幾つかのピ-スを繋ぎ合わせたもののどんな図柄が仕上がるのか想像も付かずに、心を悩ましてしまうからなではないだろうか。そのうえ仕上がりが分からなくても繋ぎ合わせたピ-スの次のピ-スはすでに決まっていて、悲観的な気分になってしまったり自暴自棄になってしまったりそのことを多分、僕らははそれを運命と呼んでいてその運命に逆らおうとそのピ-スをわざと後まわしにしたり。最後にして見たり。忘れたふりをしてみたり。なかなか思うように仕上がらないジグソーパズルにイライラとするでも僕らはその気になればひとつひとつのピースの形を変えることは出来なくても無理矢理ピ-スに自分の好きな色を塗って最初と違う図柄にする事は出来たりする努力だとか才能と呼んでいたりするのがそのことでその気なれば誰だってできることきっとそれが出来るから、僕らの人生も捨てたもんじゃない。