シルク特選～シルクで健康

遠方に住む父が入院して早4ヶ月がたとうとしています。

腰痛を訴え入院してアッと言う間に要介護4の認定、結局導尿やら肺炎やら心臓病やらで介護施設にも移れず家にも勿論帰れずなのですが、現状病院で看てもらえている事に感謝しなければならない状況です。

例えば仕事を休職してとか、辞めてとか、近くに居る人間が犠牲になれば看る人は居るわけですが、誰もそれをしない。

父母は10年近く2人で暮らしていたので、結局自宅に戻れても母が介護するなんて無理なのです。

その母も人に勧められ介護認定を受けたら、『要支援』の認定を受けられたとかで、これで一部負担で少しの事は介護を受ける側に廻れるのですが、おそらく使わないでしょう。

少しの金銭で労力を買えるという事をお金に換算できない人なのです。

逆にこの事が自己中心的に廻りの時間の自由のない人間を振り回すのですが。

そんな状態の時に先日、『看病に出た先の病院で銀行の通帳盗まれた』となりました。

それも、気が付いたのは翌日で、銀行に連絡したのも翌日、名義は父でとにかく面倒な事ばかり。

銀行では「本当に盗まれたのですが？もう一度良く探してみてください、警察にも届けた方がいいですよ」と言われたようです。

でも、直ぐに電話をくれればこちらからも適切にアドバイスできるものの、とにかく若いうちから回りくどいし、人が進める事に『はい』と返事が出来ないくせに自分からは行動を起さないタイプなので、今回通帳盗まれたと聞いたときには焦りました。

私の言う事も素直に聞いて直ぐに行動起してくれる人なら何でも手を貸したいのは山々ですが、結局どれだけ時間を割いて電話で相手しても書類にして送っても、「誰かが手を出して隣で助けてくれる」状態を待つ人で、今まで即座に何か解決した事が無いので、口を出すのは辞めた矢先のことでした。

結局警察に届けたかどうかも解りませんが、本人が盗まれたと言う以上はそうなんでしょうし、今更紛失にしてもそれを探すだけの気力は、母には無いと思うので、『銀行には探したけどやっぱりないから再発行してくれ』と、連休明けにでも話せば通帳は再発行されるから、そうしてみては？と伝えました。

母が倒れたら別に住む兄夫婦が面倒看る事になるのが妥当なのですが、そうなるとそれこそ大変です。

なのに、痴呆の進んだ父の病状を受け入れていない様子の母は、病院に通い父を看る（実質居てやるだけらしいですが）事を生活の中心に置いてしまっているので、自分が疲れるばかりのようですが、ほどほどにと言い聞かせても、私の言葉など素直に受け止める人でもなく、堂々巡りの日々です。

母も倒れて兄弟会議でも開く羽目にならないと解らないんだろうなぁ。。。

看護婦さんの事も文句ばっかり言ってるし。





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