シルク特選～シルクで健康

父の見舞いに帰省した事をあれこれ書きましたが、そこに書いたように父はおそらく別の病気になり（新型インフル集団感染とか、誤嚥性肺炎、あるいは持病の心房細動など（でも心臓はおそらく長年のアルコールの影響））入院するとかそんな事でもない限り、母よりよほど栄養管理もされているし、リハビリが痛いとか、きついとか、食事が美味しくないとか言うだけで、現時点では複数の人手に管理され生活環境は整いすぎるほど整っています。

ある意味こちらは真の意味での寝たきり老人の完成で、余計な心配はご無用。

それより大変なのは母。

結局は面倒でやりたくない事は全て人任せで、努力とか、こなすとか、1人で生きるために本来必要なことを何もしないできてしまったツケが廻ってきたと思えばそれまでなのですが、エアコンの冷房すら1人では使えなかったのです。

そろそろ暑くなったけど熱中症も心配だなと遠方から案じていると、丁度新聞に『遠方に住むご両親などに安否の確認と共に天気予報を見ながら、暑いけど大丈夫？』と連絡を入れることも必要などの記事を読み、直ぐ思い立ち電話を入れたら、案の定自殺行為をすでにした後でした。

母曰く『暑いも暑い、このまえエアコンのスイッチ入れたら暖房が入ってたよ～』と。

結局その日は涼しくならないのでスイッチを切ったらしいのですが、それから数日暑い日が続いてもリモコンの操作を教えてくれる人が現れるまでエアコンを使えず。

今は父が既に施設入りしているのでこんな事にも困る始末です。

以前に父が夏の暑い時期に心臓の具合が悪くなり入院しました、その時にも母は家に1人残されて、「お風呂入ってる」と言う私の電話での問いかけに、「入ってないよ、だって使い方わかんないもん」と平然と言ってのけたのでした。

努力はしないし、説明を読むのも嫌い、根気が足りなくて人の話をほとんど聞かない母。

女性で電子機器に弱いというのは良く有りますが、若い頃から同じで、全自動洗濯機が発売されて直ぐに買い換えた時にも、第一声は「私こんなの使い方わかんない、やっぱり嫌だから前のスイッチ廻すのと交換する」そう言ったのでした。

書類も書かないし、料理も苦手。

何がそうさせるか考えたら、おそらく段取りが出来ない人なんだと気が付きました。

段取りが出来ないから、何時も自分のペースで動く、結局何時までにこの作業をするからそれまでにこれとこれと先に済ませてという事ができません。

結局優先順位もわからないんです。

一度ココへ行くと言い出したら、間に別の用事をさしはさむ事が出来ない。

順番が自分の思い道理にならないと先に進めません。

結局料理も段取りが必要な作業なので、私達が子供のころから、材料を全て切る、お湯を沸かす、野菜を煮る、肉を炒める、ご飯を炊く。

これら全ての作業を、ご飯を炊きながら材料を切りつつお湯を沸かすという、複数の作業が殆ど出来ません。

でも、この状態で長年生きてきたのです、口はよく動き文句も多いのですが、のろまなんていわれるのも納得です。

混同しそうですが、介護施設に入って居るのは父、上に書いたのは母の過去から現在の日常です。

こんな風なので今は母がどうかなるんじゃないかと凄く心配ですが、離れているのでどうにも成りません。

腰から足が悪く、杖が欲しいと言うんですが、歩くのは大変、自転車は乗るのですが、杖と言っても調べたら『理学療法士』にあれこれ見てもらって購入するとよいらしいことが解ったので、今目先に有る問題を少し片付けてから、杖の話を母にしたいと思っています。

結局段取り組めないところに自分の体と父の事があるので、一度に3つくらいの事を手紙に書いても殆ど全ての事が何も出来ずに心配するだけで終わるという状態で半年くらいが過ぎたので、先のそう長くない両親と思えば、何でもささっと便利になるようにしてあげたいのは山々ですが、本人が理解できず（母はとりあえず呆けて無いんですが）にいるので仕方有りません。

便利で簡単と思うものを送っても、大抵は面倒だから仕舞いこんでそのうちに思い出して人に見せる（兄弟や親戚子供など）これいいねと褒められると、「じゃぁ～持って行って、私使わないから上げる～」となります。

結果自分は不便な生活を愚痴りながら効率悪い作業を続ける。

これがまた近くにいたらどうかといえば、結局本人が段取りを組めないので私が組む、そうするとあれが違う、こっちが先、途中であぁ～そういえばこれも忘れたあれもして無いと、人がするとなると矢継ぎ早にあれこれ指示したがり、結局機嫌を損ねないように相手をすると2時間で済む用事が1日がかりになり、時間の無駄ばかりが増えます。

帰省していた3日間も、短い時間だから効率よく動きたいのに、知り合いを見れば話しこみ、こちらの予定を聞かずに一人で決めてしまう事も多く、家族だけならまだしも、有る程度他人が介入してくる場面では決められてしまった後に、むげに断る事も後を考えると出来ない事もあるので大変でしたが、帰宅後電話したら、「あぁ～他にもして欲しいことあったのに時間がなくてダメだね」と。ぼそり。

でもその時間の無いスケジュールに成るように勝手にしたのは母自身なんですけどね。

お陰で私なんて泊まりの2日間で4時間程度しか寝てないんですから。

一週間も帰省してたらこちらが倒れると思います。

でも杖は必用かな。



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ママは今日も草むしり

出来るか？　高床式デッキ！

今年は劇場鑑賞50本目指そうと思って

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