シルク特選～シルクで健康

昨晩おそらく病院のロビーが静まり、消灯になったかと思う頃に母から電話が有りました。

開口一番「はぁ～い」それだけです。

こちらも勿論「はぁ～い？」そうじゃないでしょう？

「叔母さんも（見舞ってくれた母の妹）言ってたけど、そんだけ元気ならどうして自分で電話するなりシナイの？」

こう問いかけるとやはり答えは同じ、「だって電話番号わかんなかったから」と。

確かに昔から変って居ない番号はちゃんと覚えていて、すんなり電話できる箇所も数箇所あるのですが、私は数年毎に転居しているので、今の番号も覚えられないと言うのです。

それも解るのですが、調べる手立ては有るのです。

でもそれをしないのが母なので、先だって2通手紙を病院宛に出して、この中に大きく私の電話番号を入れて置いたので、これが届いたから電話をしてきたと本人も話してました。


ただ、父の事は直接母から連絡は無いし、人づてに聞いた話は（兄からだと思いますが）母が入院したと言うだけで何も解らないから、叔母の話しだと泣いていたというので、今まで行かなくてもいいって時には毎日見舞っていたのに、イザ自分が行けないと成っても自分から連絡すらしないそんな事でいいのかと、ちゃんと自分で電話するなり兄から詳しく伝えるようにして貰うなり「自分でも少し考えて行動するように」と伝えました。

すると行き成り、「あらぁ、じゃぁ、外出許可とって行ってやらなきゃぁ」と、なんとも短絡的なのです。

兄は、無口で会話の途中のプロセスが全く無い人です。

おそらく父に母の事を話したとしても、「お袋入院したから」だけだと思います。


母の入院先と父の入所施設の間はバス便は無いので、タクシーに成るのですが、母の事きっと誰かに頼む積りじゃないかと思い、「行くって1人で行けないんだから人の手借りるんでしょう！」と聞くと当たり前のように「そりゃぁ～そうよ」と言い出すのです。

だから周りが振り回されるので、時間とお金を秤に掛けることも出来ない。

お金も時間も余っていて母の言いなりに動いてくれる人なんて居ません。

頼まれたら嫌と言えずに、温情で動いてくれているのにそれに甘えて、何時でも「お金で動いて貰うって思えば何でも遠慮なく言えるからね」と言うのですが、母の場合、時間で区切られた中で作業する事が難しい人なので、結局何をさせても時間がかかるので、母としても自分からみて頼みやすく、暇な時間が有りそうな人を自由に使いまわすと、言い方悪くすればこんな風にも見えるのです。

本人は勿論そんな風に思っていなくて、人に頼めば御礼もしなくちゃいけないし、ただ頼めないから面倒なんだなんていいだします。

だから移動も家事サービスも金銭で割り切ればいいのに、それがなかなか母には難しい。。

昨晩の電話で「私もしばらく手紙も出さないから、また具合がどうか電話してきてね」と伝えました。

母が自分で電話してこない限り、だれも母の具合を連絡する人は居ないので、自分の体調ならわかるでしょうから、今後は電話してくることを期待して待ってみようと思います。



私、バリバリの認知症です


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