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2022年07月05日

上野・国立西洋美術館＊リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」展☆彡

(6)

テーマ：美術館・博物館(1558)

カテゴリ：美術館・博物館

上野の西洋国立博物館が１年半の休館を経てリニューアルオープンしました。

リニューアルオープン記念の展覧会「自然と人のダイアローグ」に
行って来ました。

行ったのはこんなにも酷暑になる前でした。汗。

ドイツ・エッセン「フォンクヴァング美術館」の協力を得て
印象派とポスト印象派の画家達の作品が集められた展覧会。

フォンクヴァング美術館と国立西洋美術館は同時代を生きた
オウスハウス（1874-1921）と松方幸次郎（1866-1950）の
個人コレクションを元に設立された美術館です。

ドイツ・ロマン主義から20世紀絵画まで１００点を越える作品を通じ
近代における自然にたいする感性と芸術表現の展開を展覧できます。

展覧会入り口前。

モネ「ルーアン大聖堂のファザード（朝霧）」

モネの連作「ルーアン大聖堂のファザード」がいきなり現れて驚きました。
行く先々の海外の美術館でもうずっと追いかけている連作。
久しぶりに会えて感激でした。

ルノワール「風景の中の三人」

ゴーギャン「海辺に立つブルターニュの少女たち」

ゴッホ「刈り入れ」

最後はモネ「水連、柳の反映」（1916年）

かなり大きな作品に見入りました。

上の水連と同じ頃に書かれた水連ですが半分以上失われている作品。
近年フランスで発見され西洋美術館に収蔵されています。
修復されるのでしょうか？

今回の展覧会の絵画にはガラスが入っておらず
画家の筆使いまでをまじかで見る事ができ感動もひとしお。
そして海外の美術館の様にほとんどの作品を撮影する事ができました。
いままで日本では撮影禁止が普通でしたから驚きましたが
ヨーロッパに一歩近づいたと思うと嬉しかったです。

展覧会は完全予約制で混雑もなくゆったりと観られました。
会期は９/１１迄。

平常展も一緒に見る事ができます。