カテゴリ:生活
土曜日夜12時頃のこと
私が寝ようと布団に入ろうとしたら 先に寝た夫さんが布団の上でうずくまりながら… 奥さん…お腹が痛くて痛くて… 寝られない… みぞおち辺りが痛くて… と、顔をしかめながら 私に話す。 そう言えば先ほどから 何度かトイレに起きていた。 お腹が…壊れて… 吐き気も… と言いながら、トイレに駆け込んだ。 その様子を見て えっ?なに?? いつもの腹痛と様子が違う… 救急車を呼ぶべきか?? 頭の中でグルグルといろんなことが巡った。 救急車を呼んだら私も同乗しなくちゃいけないから “たっちん”を抱えってだよね。 帰りはタクシーか? とか ここは住宅街だから 救急車が来ると大騒ぎになるし… 近くに来たらサイレンはやめて貰うか… とか、もうグルグル… そんなことであたふたしていたら 夫さんがトイレから歩いて出てきたので 歩けるなら車で連れて行くか と決心し すぐに夜間救急の病院探しに 近くの消防署に電話。 調べたところ、夜間は隣の市まで行かないとない。 車で40分。 うちは駐車場が家から離れている。 車を取りに行って15分。 “たっちん”を乗せたり用意をして 出られるのが、たぶん…10~15分後。 紹介された病院に 「1時間後に行きます」と連絡を入れ 自転車に乗って車を取りに出掛けた。 その間夫さんには洗面器を抱えさせて 居間に転がっていてもらう。 車を持ってきたらすぐに身支度を調え 座席に新聞紙を敷きその上にレジャーシート。 (嘔吐しちゃったときのためにね) そして夫さんに これ、パンツに敷いて と、お産パッドを渡した。 (道中、トイレに行かれないのでね。 洋服を汚すよりいいかなと…(^^;) そんなことを考えながら ぐっすり寝ている“たっちん”を毛布にくるんで車に乗せ 夫さんは自力で車に乗り 病院に向かった。 夜中の道路、飛ばすのはちょっと怖いが 今の夫さんの状態の方が怖い…。 私がしっかりしなくちゃ… そう思っても、ハンドルを持つ手が震えた…。 病院に無事について受付に。 夫さんは金曜日に海外出張から帰って来たばかり…。 それを聞いた病院側は一瞬緊張が走ったが (豚インフルかと思われた) 熱がないということで、普通に診察を受けることに。 その時には夫さんの状態も落ち着いていたので 歩いて診察室に向かった。 “たっちん”は急に起こされて驚いたまま病院に着き しかも目の前には 大好きな救急車がたくさん止まっていたので ちょっと興奮状態で目が覚めてしまった。 二人でじっと診察室の前で静かに待っていた。 20分ぐらい待って先生から説明が。 痛み止めの注射と点滴の処置をしました。 今のところ、盲腸の疑いという診断です。 夜間なので簡単な検査しかできないので 月曜日にもう一度どこかの病院に受診して検査をして下さい。 痛み止めを打ったら、落ち着かれましたよ。 とのことだった。 それと血液検査の結果、尿酸の値が10なので これはまずいです。 もっと下げて下さい。 それを聞いて二人で あ~それが原因かも… 夫さんは痛風持ち。 痛風の発作が出る前に お腹が壊れることはよくあった。 でも今回みたいに、嘔吐下痢の症状は初めて。 しかも海外帰りだったので変な病気か? 腸チフス?コレラ??それとも私たちの知らない伝染病??? そんな考えがグルグルして、痛風なんてみじんにも出てこなかった…。 “たっちん”と夫さんの点滴が終わるのをベットの横で待っていた。 のちに夫さんが… あの時“たっちん”は目をウルウルさせながら僕を見ていたんだよね。 かわいそうだったなぁ。 “たっちん”には悪いことをしたなぁ~って思ったよ… “たっちん”も久しぶりにあったお父さんが ベットで点滴を受けている姿は衝撃的だったよね…。 全てが終わって帰路についたのが午前3時半。 途中、空が明るくなってきた。 家に着いた午前4時にはすっかり明るくなっていた。 なんだか新鮮だったな。 “たっちん”も夫さんも落ち着いたのか 二人とも家に着いてバタリと寝てしまった…。 夫さんの病気も何とか落ち着いたし 無事に家に着いたし 一安心。 ホッとしながら家の片づけをしていたら お産パッドがコロリ… あ~お産パッド! こんなことで使えるなんて! 残しておいてよかったわ~(^▽^*) でも夫さん、付け心地はどうだったんだろう(>▽<)アハハ~ 片付けながら一人で大爆笑~。 そして今日、病院で診てもらった。 「痛みがないなら、大丈夫でしょう」とのことだった。 でももしかしたらまた、お腹が痛くなることがあるかも。 要注意だね。 それと痛風の方も要注意だわ。 今回は一安心でも 油断はしちゃいけないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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