カテゴリ:3歳児
この夏“たっちん”は、スイミングスクールの夏期短期水泳教室に行った。
3~4歳児クラスは 親と離れて一人でプールに入り お友達と5日間講習を受けるという代物…。 母・父から離れて講習を受けるなんて “たっちん”には初めてのことだ。 泣くか!喚くか!!暴れるか!!! それともすんなり受け入れて、先生とプールで遊べるか… これは見ものだ! 実験的に受けさせてみるか!! と夫さんと話し合い “たっちん”を送り出すことにした。 講習日初日。 3歳児も多いかな?と思っていたが 殆ど、幼稚園の年中・年少さんの子どもたちだったよう。 3歳児は18人中4~5人だった。 お兄さんお姉さんが好きな“たっちん”は 彼らの動きを真似たがる・みんなと一緒にやりたがるところがあるので みんなの流れに流されてついていくのでは?? と思っていた。 案の定、先生に「みんなプール好きですか?」と聞かれ みんなが「はーい」と答えると 今までウジウジしていたのに急に立ち上がって元気に返事をしたり みんなの列に並んだり そうか、もうそんなこともできるよね。 私が並ばせなくても、一緒に返事をしなくても どうしていいか分かっているよね。 なんてホッとしているのも束の間… 「お母さんがいなくちゃイヤだ」という気持ちから 体操をボイコットしたりして…(-"-) やはり、自分がしっかりある人なんだなぁ~と 今回の件で再確認。 みんなの列に並んだのに 急に私に振り返り 目に一杯涙をためられた時は さすがに…私も心が揺れてしまった…。 しかしプールに入ってしまえば 水を得た魚のように元気になり 先生の言うこともしっかりきいて キョロキョロする・動き回ることもなく 課題をこなしていた。 親子スイミングの時には嫌がっていた 「水に顔をつける」「ヘルパー(浮き具)をつける」「ビート板を使う」ことも 積極的にやっていて驚いた。 始めの2日は水慣れ。 プールの中の台の上を普通に歩く。 またはワニの格好で歩く。 滑り台を滑って水の中へ。 ジャンプで水の中へ。 先生とみんなと一緒に水中を歩く。 3日目からは浮き具をつけて講習。 先生に支えてもらいながらバタ足でプール中央までいったりきたり。 途中、一瞬顔をつけて泳いだりもしていた。 ビート板につかまって泳ぐ練習もしていた。 “たっちん”はどれも嫌がらず 楽しそうにやっていてホッとした。 親子スイミングでだと甘えが出る。 ビート板なんて一回ぐらいしか自分でやったことがないのでは? 今回、ビート板で顔をつけて1~2メートル泳ぐまでできるようになり すごく進歩させて貰った。 5日目に頂いた修了証。 相当嬉しかったのか 本人も達成感があったのか 私が家事をしている時 やけに静かだなぁ~ と、“たっちん”を見ると それをじ~っと見て また抱えて持ち歩き たまに床に置いてじ~っと眺め… そんなことを繰り返している。 今回、初めて親から離れて一人で講習を受けた。 毎日、起きた時から 行かない プール、イヤだ 嫌いだから 行かない と、プールの更衣室まで言い続け それを聞き続ける私の方が もういかなくてもいい と折れそうになった。 しかし、ぽんっと背を押してしまえば 自分でどうにかこなして楽しそうにやってくる。 前に、私の先輩から お前が子離れしてないよ と言われ カチン!と、きたことがあったが… まさにその通り 今まで私が手放せなかったんだ。 背を押すことをしていなかったんだ と、気づかされた。 がっくし…○| ̄|_ こうやって、徐々に私から離れていくのねぇ~と頼もしい気持ち半分 寂しい気持ちもあったりして…いかん!いかん!!この気持ちがいかんのだ… 今回は “たっちん”にも私にも収穫があった 夏期講習だった。 行かせて良かったなぁ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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