バス通園が始まって
バス通園が始まった。今はバスにも幼稚園にも慣れて楽しく乗って行っているがバス通園前日の夜は…“たっちん”はバスに乗らないからね。お母さんは行かないんでしょ。イヤだから!と宣言をして寝た。そして当日…いつもより早めに目覚めた“たっちん”。でも顔は神妙な面持ち…。ここでバスの話をしたらビンゴかな…まずいかな…と思いおはよう“たっちん”しか声をかけなかった。そして“たっちん”は黙々とご飯を食べ始めた。触れたら爆発しそうな雰囲気…なんだかちょっと怖い…今日は買い物に行こうかなぁ~と私がつぶやいたらえっ!“たっちん”は幼稚園に行くんだよ。バスで行くからね。買い物には行かれないよ。あ~そうだよね。そうだそうだ (バスに乗る気なのね(^-^)彼なりに覚悟を決めていたよう。その後はすんなりとバス停まで行き私にバイバイもしないまま、バスに乗って行った。なぁ~んだ。私の考え過ぎだったか!帰りのバスではニコニコしながら降りてきた。幼稚園、楽しかった!そう良かったね(安心、安心)小雨が降っていたので、早く帰ろうと“たっちん”に言ったらいやだ。こっちから帰る。あっちから帰るとわざわざ遠回りの道ばかり。「寒いし、いい加減にして欲しいんだけど」と私にブツブツ言われながら歩いていたら“たっちん”がいないことに気がついた。「あれ?」と、後ろを振り向いたら“たっちん”がものすごく大きな石を持ち上げて橋から川に投げ込んでいた!や!なにやってんの!!私の声に振り向いた“たっちん”すごくスッキリした顔で私に向かってニヤッと!はぁ~さぁ~帰ろう!その後はスタスタと家まで歩いて帰ってきた。その後ろ姿は頼もしく肩の力が抜けた感じ。石を投げたことで気持ちが晴れたよう。今日1日、緊張だとか葛藤だとか“たっちん”なりにあったんだろうね。これからも色々とあるだろう。自分でうまく消化できるようになって楽しい園生活を送って欲しいよ。頑張れ“たっちん”!しかし、物を投げるっていうのはどうかと思うけど…