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2007年08月14日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

お盆休みの世間中、普段と変わらないくり家です。




実はお願いがございます。

ブログでお付き合いさせて頂いているkellyさんとウェスティの菜々ちゃんから

九州地区で迷子になっているウェスティちゃんの話を伺いました。

以下菜々ちゃんのブログから文章をお借りします。




1ヶ月前の台風の日、北九州市八幡西区内で殆ど歩けない状態を保護されました。
ノーリードでした。
警察などへの届出、スーパーへの張り紙をしても飼い主さんはあらわれませんでした。

★病院の検査でわかったこと
推定7歳 メス
声帯をとられている
心臓肥大
乳腺腫瘍がある(癌の可能性がある)
帝王切開の跡がある
耳がほとんど聴こえない

しーちゃんと状況が似てる。。

保護主さんは病院だけでなく、美容院へも連れて行ってくれていました。
名前は「ペコちゃん」です。

(中略)

保護主さんは助かる可能性があるなら手術を受けさせたいお気持ちです。
せっかく救ってもらった命、何とかお手伝いしたいと思います。

保護主さんはしーちゃんに会った事があり、同じ病院を希望です。
明日の夕方お連れします。
そこでもし手術が可能なら、また募金をお願いしようと思います。
皆様にはご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。




(後日)

今日保護主さんと病院へ行ってきました。
ペコちゃん、かなりの肥満でした。
乳腺腫瘍はかなり広範囲に広がっているので全摘出となります。
その為にはまずは痩せる事が絶対条件、
皮膚にたるみがないと皮膚を縫合できないからです。
あと1.5kg減らして6.5kgにしないといけません。
ごはんが減るのは苦しいけど頑張れペコちゃん。

季節的にももう少し涼しくなって9月に入ってからがいいでしょうとの事でした。
でも痩せても口腔狭窄(声帯をとられている)や心臓肥大があるのでリスクは伴います。
今日は血液検査をしました。
1週間おきに通院、少しずつ調べていきます。

他に変形性脊椎損傷、腰なども悪いのですが、オペ後でないとレーザーはできないそうです。

ぺこちゃん

ペコちゃん2




一昨年、実は同じ地域でしーちゃんというウェスティちゃんが

やはりひどい状態で保護されました。

今回のペコちゃん同様、心臓肥大や声帯切除、腫瘍を患っていて、

たぶんお医者さんによっては「安楽死」も考慮に入れるだろう状態でした。

(実際ペコちゃんにもそうおっしゃったお医者さんがいたそうです)

でも!いましーちゃんはとっても幸せに暮らしています。

真っ白になったピカピカのコートで、大好きなおとうさんを信頼しきっています。


ペコちゃんは捨てられたかどうかはまだわかりません。

なので迷子犬として飼い主さん探しも継続していますが、

もし、もう不要だからと捨てられてしまったペット・繁殖犬だったら・・・。

ペコちゃんのこんなキラキラした目を見ながら、とてもほっておけない気持ちでいっぱいです。

それで、私にできるのはたとえわずかでも募金に協力して、

ペコちゃん援助の輪を広げる事。

もう一度kellyさんの文章をお借りします。


(募金について)名前は公表しません。私のみで管理させて下さい。
金額はいくらでもけっこうです。
すべてのお金をペコちゃんの治療に使う事をお約束します。
会計監査もしーちゃんの時と同じ方にお願いしました。
とても信頼できる方です。

リンクは全く構いません。
どうぞよろしくお願いします。
ただ、まだ100%手術できるかはわかっていません。
長期戦になると思います。



できることならペコちゃんにもしーちゃん同様に幸せになってほしいのです。

万一手術ができなくとも、検査などで費用はかかりますし、

できる限りの処置をしてあげたい。

ペコちゃんを診察された獣医さんは、肥満もひとつの病気としてあげられていたそうです。

おまけに見た目でわかるほど背中がへこんでいる脊椎症に、

声帯削除で気道が半分くらいしかないため、

ペコちゃんはずーっとはぁはぁ言っていたそうです。

きっと苦しくて辛いんだろうと思います。


金額は本当にいくらでも、ご協力頂けるようでしたらご連絡ください。

どうぞ、何卒よろしくお願い致します。





追記;

もうkellyさんのブログでご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが

ペコちゃんの飼い主さん、見つかりました。

ペコちゃんはやはり福岡のブリーダーの繁殖犬だった子で、もう子供も産めないので、と

今の飼い主さん宅に引き取られた子でした。

引き取られた当時は痩せていたそうなのですが、そこのおうちのおじいちゃんが

たくさんおやつをあげたので、今の状態にコロコロになっちゃったそうです。

ボロボロになってさまよっていたペコちゃんを拾った保護主さんは、

1ヶ月も探さずにほっておいたこと、そしてペコちゃんが飼い主さんを見ても

あまり喜ばず、しっぽも振らなかったこと、更に、

現飼い主さんが積極的に病院にいって手術する気がないことを聞き、

悩まれた末、ペコちゃんを引き取りたいと現飼い主さんに申し出られました。

でも、現飼い主さんも、いない間寂しかったとおっしゃられ、

ペコちゃんに早速新しい首輪を買っていらして、

お医者さんにも連れて行かれたそうです。

保護主さんの申し出は正式にお断りされました。



病気に対する考え方は人それぞれです。

ペコちゃんの件も、現飼い主さんが連れていかれた病院では、

「この歳なのだからこの程度は全然当たり前、かえって年老いた子に手術はかわいそうだ」

と獣医さんがおっしゃったそうです。

現飼い主さんは代々わんちゃんを飼っていて、

今までのわんちゃんもだいたいそのくらいの歳が寿命だったから、

ペコちゃんもあと2年もがんばってくれればいい、手術はいや、とおっしゃったそうです。


ちゃんと飼い主さんがいて、その飼い主さんごとにいろんな考えや事情があるのだから

虐待などでもない限り、周りがあれこれ言えることではないと思います。

ただ、ペコちゃんの寿命がこれから先あまり長くなかったとしても

その残された日々、できるだけ愛情を持って接してあげてほしい。

二度と迷子になってさまよう事などないように。

飼い主さんを見て、しっぽがブンブン振られるくらいに。


犬にトリミングなんてばからしい、と言う考え方だったらしい飼い主さんも

今回、保護主さんが連れてったトリミングで可愛くなったペコちゃんを見て

少し考え方が変わったようだ、とのことです。

さいわい保護主さん、飼い主さん共に同じご町内にお住まいですので

ペコちゃんが悲しい目にあってないか、見守る目もできました。



今回、このブログを読んでいただいて、何かお役に立ちたい、と

温かい言葉をたくさん頂きました。

いつもコメントを下さる方だけでなく、

初書き込みですが勇気を出して、とおっしゃってくださった方もいらっしゃいました。

本当に、ほんとにありがとうございます。

募金を募ってあまり時間もたたぬうちに飼い主さんが現れたので

お申し出下さった方にはすぐにその旨ご連絡し、

募金を見合わせていただいていたのですが

私を含め、すでに何人かお振込みいただいたあとでした。

ペコちゃん募金は、そのままペコちゃんのために遣ってほしい、と言う声もありましたが

現飼い主さんが今のところこれ以上病院にいく気がないということで、

飼い主さんにお渡しする事はせず、募金主の希望で、盲導犬協会など

いくつかのボランティア団体に役立ててもらうこととなりました。

こちらのブログでもすぐにご報告しなければいけないところ、

なかなか上手い言葉が見つからず、遅くなってしまいましたことをお詫びします。


ペコちゃんは捨てられた子ではありませんでした。

その事については、素直に喜びたいです。

でも、犬=ビジネスと思っている業者がいる限り、“不要”になった犬たちが

心無い形で処分されるケースはなくなりません。





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最終更新日  2007年08月14日 16時36分17秒
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