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日本にとってはまさに1945年以来の危機的状況、 未曾有の大惨事であるあの震災から、来週で1か月。 今週で計画停電もいったん終了し、東京では ガソリン不足で少なかった車の通行量も公共の交通機関もほぼ平常に戻り スーパーの棚にも当たり前のように品物がそろうようになりました。 長かったような、あっという間だったような1か月。 でも、被災地ではいまだに不自由で不安な毎日を送られている方が大勢いて その様子をニュースなどで目にするたびに心が痛くなります。 地震と津波の残したあまりにも深い傷跡と、まるきり先が見えない原発問題、 被災地の方のコメントや現状報告を見るたび 何が自分にできるのか、 なにか少しでも役に立つことができないかと 今まで生きてきてこれほどまでに強く思ったことはありません。 でも、私にできることは限られているので 出来るだけ節電して、寄付も二度、三度と郵便局に行ったけれど 結局のところ被災者支援は今だけに終わらず、いかに恒久的に続けていけるかが肝心。 今は支援も寄付も世界中から集まるけれど また違うどこかで大きな災害があれば関心はそちらに移ってしまうから。 まさにいまこそ日本中が力をあわせなければいけないとき、 政府も官僚も企業も無欲無私で復興支援にあたってほしいと心から思います。 それにしても、普通に毎日を送ることがどれだけ幸せなことなのか 被害の大小にかかわらず震災を経験した全員が思ったはず。 今、傍らでおだやかに寝ているくりりん、 私自身はこの小さな存在で震災後どれだけなぐさめられ、癒されたか。 節電しすぎか寒さで風邪がぶり返した時、 「くりたんぽ」は湯たんぽの代わりにはならなかったけど、不安定な毎日の中 ただいてくれるだけで、精神的な心の支えに十分役に立ってくれました。 今、避難所などで泣く泣くペットと離ればなれの生活を余儀なくされている人たちが 本当に一日も早く一緒に生活できる日が来ますよう。 今年は桜も自粛するかのようになかなか咲かなかったけど やっとこのあたりも咲きそろってきました。 春が来ました posted by (C)snow-wan こんな時こそ、笑顔で上を向いて 桜にそう言われてるみたい。 先日もまた大きな余震があり、予断を許せない状況の中、 せっかく復旧したライフラインがまた断たれてしまったりで 現地の方のお気持ちがとても気がかりです…。 中でも、地震や津波の被害だけではなく 原発の恐怖、風評被害と戦っている福島原発の近隣の方たちが、 一日でも早く安心して過ごせる日が来ますよう、本当に心よりお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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