|
テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画/TVなど
…見ましたよ、北野さんの問題(?)作。
個人的にはあのタイプの映画は好きです。 ただ、じゃあ周囲のひとに勧めるかっつー点は、かなりむずかしいかな。 相手を選んじゃうねー。 「誰にすすめたいですか」のアンケートに「異性の友達」とかいたが、 おいらの好きな男には見てほしくないぞ。 なんか3日くらい波かぶって気狂いそうだから、しんどい人生の男がああいうの見ると。 おいら所詮女の子じゃからね。あ、女の子じゃなくて、おばさん。 すごく大雑把に分類すると、「魂の現実」みたいなものなんだと思うんですけどね。 「夢で会いましょう」の音楽が流れたときに「あ」と思ったりしました。 人間は、なんというか、他人と一緒に、かかわり合いながら、ある現実を生きていると思うのですけと、その通常言うところの「現実」のほかに、 精神は、別の体験をしていると思うんですよ。 そのもう一つの体験は、きわめて個人的で、時間軸も狂ってて、きわめて主観的、むしろ独善的であるにも関わらず、そこには、思うにまかせない他者がいて、その他者は批判的で、… 魂の現実ってだれだっけか、河合隼雄さんか誰かが言ってた用語だっけかな… もう一つの現実なんですよ。 売れっ子芸能人のタケシと売れない役者の北野さんはどちらも多分たけしさんの影法師で 魂の世界では彼らが並存しているのだと思います。 それは別にたいして不自然ではないと思うのですが これが出会うことによって、お互いがお互いの大文字の他者として機能してしまうのかもしれません。 ところで青いドレスの彼女が海辺で…のシーン、すごくいいですね! なんかあまり女という生物を自分も含めて美しいと思わないわたしですが、あのシーンはよかったです。 あと、美輪さんはやっぱりすごかった!(笑) ショータイムは見応えたっぷりでしたね。 それと、座頭市に出ていた日舞の女形の坊やがまた出てた。かわいかったよ素顔(笑) 映画んなかでタケシさんが「…かわいい顔してんな」って言うのね、それがミョーにホモくさくてよかったです。花束もらうとこよりなぜかそっちのほうがホモくさい(笑)。北野映画最近たまにいい感じでホモくさいですよね。大島さんの影響なのかしら。 でも他人にはすすめられないや…笑。 あと、DVDやるっていわれてもいらない。 自分にとっては劇場で一回だけみることに価値がある映画だと。 アンケートに「次見たい映画は」と書いてあって「ハリーポッター」にまるつけた自分が悲しかった(笑)。ほんとうは三丁目の夕日がみたい。 つーか、大和とか、武器商人とかの劇場CMですっかりげんなりです。 北野さんの暴力シーンを、ああいうのと一緒にしてほしくないですね。 客席すごくすいてました。 心配だよ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月22日 21時15分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画/TVなど] カテゴリの最新記事
|