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カテゴリ:本を読んだ話
鬼才だよね、ふぢたかずひろ。
すごいよ。あんたわ。 うしとらのときもおもったけど、ちゃんと、ちゃーんと終わるんだよね。 あんな長い話がさ、ちゃーんと、なにごともなかったように、 かつ大事が過去のものとなって。 よく連載途中で尻切れになってしまう少年漫画あるけど、 ふぢたさんにかんしてはそういうことないって感じです。 ただ、「あーおわったな」 てかんじで あまり感動とかはなかったですね。 けっきょく「都合のいい女には抽選で幸せのプレゼント」て感じでしたし でもマサルが最後までマサルだったのがよかった。 フェイスレスのダウンロードも拒み おじいちゃんの過去の記憶も受け入れ それでいてなお やっぱりマサルがマサルのままだったたから上手くいった、 そこがよかったです。 あと「おにいちゃん僕がまちがってたよ」は良かったです。 あの兄弟関係はすごくよかった。 あのスィートな信頼関係も、裏切りが生じたあとの悲しい憎しみや狂気も 少年漫画ならではの色っぽさがあった。 ただ、なんつーか、 少女まんが読んでる人間が読むと、 あの恋愛はのオチは 幼稚だ… そこがいいといえばいいんだけど… 最後の最後にアシハナが逝って アシハナ ラヴのわたしは アシハナかっこよくてよかったような でもやっぱり悲しい 十円がよかったです。 だってアシハナが10円だって。 ばか。 何はともあれ大作のソツない完結ということで、 おめでとうなかんじです。 ふぢたさんまたひとやすみして おもしろいまんが書いてくださいね!! からくりサーカス緞帳、カーテンコール、 おめでとう、 そして長い間 すてきなサーカスを、ありがとう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月16日 17時08分54秒
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