|
カテゴリ:カテゴリ未分類
◎『最強の投資家 バフェット』 ウォーレン・バフェット、 この名前はたまに日本の メディアにも出てくる。 最近だと、ストックオプションを 費用計上すべきかどうかで 米国に議論が巻き起こった時、 彼の名前、彼の主張がメディアに載った。 そんな彼の職業は会計士でも 会計学者でもなく、 どっかのCFOでもなく、投資家である。 それも最強のと冠されるような投資家である。 彼はどうやって投資対象企業を選んでいるのか、 アニュアルレポートを読み漁っているらしい。 彼は投資するか否かをどうやって判断しているか、 株主のための経営をおこなっているかどうかが 彼の判断基準らしい。 株主のためと一口に言っても、 それをアニュアルレポートから 読み取ることは簡単ではない。 一応、ほぼ全ての企業は 株主のために経営されていると 自他共に認めているからである。 だが、企業の行動を丹念に 追って行けばそれは不可能ではない。 それもアニュアルから得られる 情報だけで判断できるようだ。 これはきっと判断基準が シンプルで明確だから、 必要な情報も絞り込まれ、 アニュアルだけで事足りてしまうのだろう。 しかし、その読破するアニュアルの量たるや、 年間数百冊と、さすがはプロである。 その中から有望な企業が見つかると、 彼は企業を丸ごと買う勢いで株を買う。 その行為は素人の資金量では真似できないが、 株式投資の良質なテキストとして 読む価値は大いにあった。 運用方法だけでなく、 「富創造の基本は普通株」といった 哲学も改めて聞かされると 目から鱗が落ちた。 最強の投資家からは、 とにかく基本に忠実な人だという 印象を受けた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 24, 2005 11:32:50 PM
コメント(0) | コメントを書く |