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今日は論文本試験2日目について書きます。
■刑法■ 1問目はヤマと言われていた間接正犯。 たださすが本試験というか、かなり難しかったです。 人によっていろんな解答が出てくるんだろうな。 部分的犯罪共同説を書き忘れましたが、許してくれるかな。 合格基本要件は、間接正犯のあてはめ(Aの過失をどう考えるか)・因果関係(甲乙で比較)・乙の処理(殺意がない点)だと思います。 もちろん確証はないですが。 自己評価はB。 2問目は詐欺やら文書偽造やら背任(横領)やら。 文書偽造は落とした人もちらほらいるようですが、過去問でも聞かれていたところなので書けた方がよかったんでしょうね。 明らかに聞いていますし。 あと論議を呼んでいるのが、横領か背任か。 どっちでもいいと思うんですが、僕は背任にしました。 合格基本要件は、詐欺の構成要件の理解(未遂にできたか)、文書偽造の構成要件あてはめ、背任又は横領の構成要件あてはめだと思います。 自己評価はA。 ■民訴■ 1問目はローラーでほぼ同じ問題が出ていた、訴状の必要的記載事項の話。 規則引っ張ったのが痛い。 ただ準必要的記載事項らしいので減点されないと考えています。 また、趣旨もよく分からなかったので、結局、裁判所に対する審判対象明示・被告に対する防御範囲明示・審理の充実・促進と書きました。 前二者は刑訴の訴因の機能から拝借し、最後のは準記載事項から推測しましたが、微妙…。 後半は137条を引っ張ってこれたら相対的に浮くようです。 皆押さえてる条文かと思いきや僕がたまたま知っていただけのようです。 合格基本要件は、133条2項の提示、趣旨の説明、137条の提示だと思います(って当たり前か…)。 自己評価はB~C。 2問目は抗弁やら自白やら。 なんでも小問1(2)は代理の抗弁らしく否認ではないとのこと。 …シラネーヨ!(゜□゜ ) 要件事実は研修所でやりますから。 お願いしますよホントに。合格基本要件は、抗弁と否認の区別(できれば制限付自白という言葉を出す)、自白の撤回3つ…とかだと思ってましたが違うのかなあ。 自己評価はB~C。 ■刑訴■ 1問目。実はこれが全問題中1番構成に悩んだ問題でした。 2つ浮かんだんですが、1つは捜索差押えの一環として処理する構成(令状の範囲で処理する)、もう1つは職質&所持品検査で処理する構成です。 結局、警察が捜索しにきたという事情を使える前者にしましたが、どうやら正解だったようです。 合格基本要件は、場所に対する令状で人の身体を捜索できるか、ベランダからの逃走劇の処理(捜索場所を越えての捜索の可否)、最後の覚せい剤差押えの根拠(当初の令状には覚せい剤が差押対象物として挙がっていないので、220条で差し押さえることになる)だと思います。 自己評価はA。 2問目は伝聞。 ベタな論点だなあ。 差は付かなそうです。 合格基本要件は、伝聞法則の趣旨、321条3項準用の論点、1から3までの処理(現場指示や現場供述の認定)だと思います。 自己評価はA。 とまあ書いてみましたが、合格するかどうかは全然分かりません。 もう気にするのも疲れたため、馬車馬のようにバイトに勤しむ黒ひょうさんでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.08 21:43:17
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