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カテゴリ:特発性血小板減少性紫斑病と妻と私と
妻がいつもの血液検査に行った
ほんとはもっと前に予約して行く予定が 我が家の一年で一番の大きなイベント、夏のキャンプがあったから 検査結果が悪かったら「行かないぞ」って言ってたので 自分で計画して変更していた。 結果は前回より僅かに増えたもののまだ少ない。 妻には「・・あとは増え続けるだけだね。」 ・・慰めにもならない。 血小板の数値だけが悪く、元気そうに見えるから 疲れや寝不足もよくないっていうのについ無理させたり手伝ってやらなかったり。 浮腫んだ足や紫斑やちょっとぶつけた所が青アザになったりしたところを見ると くやしさが込み上げてかえって妻に優しくできなくなる。 でもなんとか長期入院もせず、これまでこれたのだからよしとしよう。 骨髄では正常に血小板が製造されている。 その血小板を食べてしまう抗体が働いてしまう。 なんらかの遺伝子の異変なんだろう。 調べてみると風邪がきっかけとか、風邪薬を飲んで その中の何かが抗体に働きかけ・・・・とかいろんな原因が書かれている。 でも、結局何が原因で発病するのかそして治療法も確立されていない。 だから特定疾患なんだが。 もっとよく漢方とか調べてみなきゃ・・・。 バンドオブブラザーズ、戦争映画を見た。スピルバーグ監督。 事実に基づく映画の迫力。 長編だから五本のビデオで10章まである。 最後の方ではユダヤ人の捕虜施設が出てくるシーン。 あの戦争で600万人のユダヤ人が殺された。 2ヶ月前にこの映画を観たとき60万人と思っていたが 私の勘違い。今回見たら、なんと600万人だ。 一人一人に家族や友もいるだろうに夢も希望もあったろうに。 たった一人の独裁者のために。 今年戦後60年。 戦争の辛さや悲しみを味わったのに。わかっているはずなのに いまだに地球上に戦争が止まる日が無いのは情けない。 NHKで「広がる長崎の願い」という番組をたまたま見た。 高校生たちが核絶滅、戦争反対等の署名活動をしていた。 被爆経験者が少なくなる中 長崎の被爆3世の若者が・・草野君って言ってた。 彼がアイラブ・・・というカードを皆に渡して アイラブ家族、友達、ペットの名前など 書いてもらっていた。 愛する人がいるからこそ皆で平和を求めよう。 平和について考えよう。というもの。 いっぽう、先日実家に寄ったら私の母の名刺がおいてあった。 ある新興宗教の幹部になっていた。(名刺の肩書きでは。) お金(大金)や、時間や、子の願いも無視して全てをその宗教に捧げて 「私は貴方たちの事を思ってやっている。」 という母の姿を求めていたのではないのに・・・虚しさが湧いてくる。 ブログ始めてまもなく 訪問していただいた涼風りらさんの日記を思い出した。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 幸せねぇ・・・ 息子の制服のYシャツにアイロンを掛ける時、 似合う似合わないのと言って娘の靴選びをする時、 毎朝庭先へ出て出勤する主人に手を振って見送る時、 毎日繰り広げられるこんな何の変哲も無いごく普通の日常が 幸せなのだと感じられる間は宗教の教えも要らないなぁ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 涼風りらさんの2005.9.6のブログより。 これに尽きるかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 4, 2005 03:07:56 PM
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