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カテゴリ:びっくり!くろの日常
ピアノ演奏会に行ってきました。 ピュアな音がさざなみのように空気を震わせ、 次第にそれが大きなうねりとなって押し寄せてくるような、 とても気持ちよくて不思議な音楽でした。 「水滴のダンス」という曲では 実際に水滴がはねる様子が目に見えるようでした。 「祈り」という曲では 弾く前に深くお祈りをしている姿が印象的でした。 深く瞑想しながらピアノを弾くその姿は まさに祈りそのものだった気がします。 「息をして」という曲を弾くとき、 「僕にとって生きるということは、ピアノを弾くことです」 とおっしゃっていました。 本当にそうなのだろうなぁ、と思いながら聞かせてもらいました。 ピアノは、1920年製のスタインウェイでした。 奇跡的に戦火をくぐりぬけ、 皆の要望によって修理が行われ、 よみがえったピアノだそうです。 疲れた心が、 さざなみの中にゆっくり溶けていくような、 心地よいひと時でした。 また、聞きに行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月25日 23時52分26秒
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