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カテゴリ:びっくり!くろの日常
農連市場のキクおばぁです。 今年で81歳です。 毎日、朝5時から午後2時過ぎまで、 きっちり働いています。 市場で一番のチュラカーギー(美人)だと くろは思います。 キクおばぁは、ペルー生まれです。 日本に帰ってきてからは、 親戚中をたらい回しにされて 子供の頃から重労働を強いられました。 県民の3人に1人が亡くなったという沖縄戦を 生き抜きました。 女手一つで子供達を立派に育て上げました。 キクおばぁの笑顔を見ていると、 そんな厳しい人生を送ってきたのが信じられません。 とっても強い人だから、 人一倍苦労してきたから、 だからあんなに優しい笑顔で 笑っていられるのだと思います。 初めてキクおばぁと仲良くなったのは、 くろは一緒にマーミナー(本土の言葉では「もやし」)の ヒゲむしりを手伝った時です。 巨大なバケツ一杯のマーミナー。 27キロあります。 二人で1時間以上かかってヒゲをむしりました。 色々な話をしました。 以来、キクおばぁは、 くろの大切なおばぁになりました。 今回は、一杯350円の、市場の沖縄そばを おごってくれました。 お金を払う、と言っても、 絶対に受け取ってくれません。 沖縄に行くと、 必ずキクおばぁの顔を見に行きます。 そして、キクおばぁに会うたびに、 くろは、自分をリセットして、 原点に立ち返る事ができます。 おばぁ、ありがとうね。 いつまでもいつまでも、元気でね。 大好きだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月18日 01時12分14秒
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