お念仏
この辺りではご近所さんが亡くなると告別式が終わった後 お念仏という行事があります。通夜は、本当の近親者だけ告別式には親戚勤め関係知人等が参加します昔からの近隣は、お念仏に出かけます金封は1000円と決まっています。お返しはお砂糖1袋に祭壇に上がった菓子と花ですまずご住職さんの講和を聞いた後皆で大きなお数珠を回します「南無阿弥陀仏」と、唱えながら10分ぐらい回します。参加者の少ない時は綱引きのようです。この行事は、250年ぐらい前徳本さんという行者さんが善光寺から北国街道を通って京都へ行く道中に広めたものだそうですですから近辺でもやっているところは限られています旧北国街道沿いに筋になっています。死者が阿弥陀様におすがりして極楽浄土へ行くように「南無阿弥陀仏」と唱える「南無阿弥陀仏」に声にのって行くのだそうで大勢で唱えてあげればしっかり行けると言う事のようです。喪主は最後に皆様のお陰で故人も極楽浄土へいけることでしょうと挨拶をします。今回は、昔から伝えられていた掛け軸が修復されたということで由来について住職さんから特に丁寧な説明がありました。ちょっと面白いでしょ