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カテゴリ:演劇
5日に日曜日、国立文楽劇場へ、友人と行って来ました。
演目は、 二人禿 ににんかむろ 源平布引滝 げんぺいぬのびきのたき 九郎助住家の段 傾城恋飛脚 けいせいこいびきゃく 新口村の段 の3題でした。 「二人禿」は踊りの演目で、今回は何度目かの観覧でした。 「傾城恋飛脚」は近松の「冥途の飛脚」を江戸時代かに書き直したもの。 今までは他の段を見ることはあったのですが、この日見たものは初めてで、遊女と逃げ出した主人公が実家の親と顔を合わす段でした。 昔の人は一つのお話を1日かけて見に来ていたのですね。 忙しい現代人は、全段通して見に来る時間はなかなかないのかもしれません。 しかしこの文楽、大阪府の助成金支給があるのですが、今年から9万人を下ったら、全額支給しないということになりました。 9万人がどれだけの人か換算してみたら、おそらくですが、年4,5回ある公演の席が8割方埋まらないと入らないような人数です。 私もできるだけ協力したいのですが、年4回行くのが関の山です。 世界に誇る日本の人形芝居、是非とも後継者育成等に力を注いで頂きたいものですね。 うちの息子の中学でも、芸術鑑賞会など開いていますが、是非このようなものを見てもらいたいものだと思いました。 古典を机上で勉強するよりも、肌で感じて貰いたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月09日 16時50分11秒
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