この目つきの悪い黒猫が、我が家の飼い猫です。名前は、宅急便に関係あるヒジョーにベタな名前です。あまり紹介すると娘に「勝手にブログに載せんといてよ」と言われます。
というのも、もともと彼女が一人暮らしの時に飼ってた猫なので(高校を卒業してから京都の学校に通う為、3年間一人暮らししてました)
去年と今年に、続けてとを亡くした私は、もう動物を飼うのはやめようと思っていたのに。娘が今年学校を卒業すると同時に、当然の如くこの黒猫と一緒に家に帰ってまいりました。「あ~、あの時飼うのを許すんじゃあ無かったわ」
なぜかと言うと、、娘も元々猫を飼うなんて思ってなかったから。飼うようになった理由には、黒猫の悲しい生い立ちにまつわる秘密が・・・(そんな大そうなもの違いますけど)
娘の同級生の家で子猫が産まれました。誰か飼ってくれる人を探してると、娘からがきたので私も出来る限りいろんな人に声かけました。でも私の友達はほとんど派か、嫌いです。結構、猫きらいって人多いんですね。
仕方なくその事を娘に伝えると、「どうしよう、子猫が保健所に連れていかれるわ」と返事が返ってきました。なんでも友達の家では、飼い主が見つからないと仔猫たちを保健所に連れて行くらしいのです。
「全部は無理やけど、一匹だけでも助けてやりたいねん。猫飼ってもいい?」わかるわぁ、その気持ち私でもそうすると思うわ。
いや、しかし待てよ娘の住んでるワンルームって、たしか動物はダメだったはず。でもこのままでは、子猫が保健所に連れていかれるし・・・ええい、見つかったら見つかった時だわ。せめて1匹だけでも助けてやりたいし。
幸い、そのワンルームは学生が多くて、朝と夜しか人がいない。おまけに、あまり他人さんに興味も無く好都合でした。管理人さんも別に住んでるので、あまりマンションに来る事も無く、ばれる事も無かったという訳です。
でも、うちの者には秘密でした。たぶん反対すると思ったので。だから夏休みで娘が実家に帰ってくるときは、「友達のを、預かってるねん」と苦しい言い訳で何とか切り抜け、私も「へぇ~そうなんや」と口裏をあわせたりしました。もう、心苦しかったわぁ、嘘つくのって。
娘は、猫は私が飼うって言い出したからと、自分のバイト代から猫の餌代をやり繰りしてました。そして卒業となり、家の者にも話して飼う事になりました。
でも最初の予定では、卒業したらそのまま一人暮らしするって言ってたのになぁ。それなのに、猫と一緒に戻ってくるし。動物飼いたくないっていう私はどうなるのよ。まぁ、これも何かの縁かぁ(人生には偶然はなくすべて必然である)ってことなんですね(^v^)