今日は娘の、の免許の実車テストの日。
おかげで朝7時半から、の運転の練習に出かけた(テストは10時から)
まだ仮免なので、免許の持っている同乗者として主人が乗るのは分かるけど
なんで私まで、乗らなあかんの
まあ、気持はわからんでもないけど。
主人と、あの狭い空間に二人になるのがイヤなのに決まってる
私は久々に後ろの席へと乗り、シートベルトをしっかりと締めた。
昨日娘は、
「運転三週間ぶりやからなぁ、大丈夫かなぁ」と自信なさげ。
「家族三人、死なばもろともやから。あっ、お兄ちゃんが残ってしまうけど」と私
そんな事思い出すと、のんきな私もちょっと不安
が発進すると、いきなりのアクセル
「発進したら、じわ~とアクセル踏んでいくねん」 いつもよりトーンを落とした主人の声。さすがに、いきなりは怒らんかったわぁ、ホッ
それからも、
「左に寄り過ぎ」 「指示器、早く出し過ぎ」 「左右のミラーの確認」
「道路のミラーもっと見なあかん」 「曲がるとき気をつけな、巻き込んでしまう」 などなど。
その度に私は、主人の怒りが爆発するんではないかとドキドキ。
多少の皮肉は言ってたものの、最後まで爆発はしなかった。
主人も少しは大人になったかぁ
車の窓から空を見ると、青空にきれいな雲。
『その青空が、彼女の見た最後の景色だった』という映画の一場面が
なぜか、頭に思い浮かんだ。
うぅー縁起でもない
それからも運転中に
「言い訳させてもらうと、車に乗るの三週間ぶりやから」という
娘の言い訳を何度も聞きながら、やっと家の車庫に着いた。
あぁ~やっと帰れた
なんか少し気分が悪い
多分途中で、何度も頭がカクカクしたせいと思われる。
「今日はたぶん、あかんと思うわぁ」という言葉を残して、娘は出かけた。
娘よ、がんばれー