今日も、朝から雨模様。東京方面では、かなりのだとか。どんよりとした冬特有の空は、なんだか鬱陶しい。パーっとした青空が見たくなる。
ウチの家の中も、チョットどんより気味かな。義父が一週間前に退院してきたものの、まだスッキリと回復していないせいかな
去年入院した時は、1週間で点滴が取れるという、82歳にしては驚異的な回復力だったけれど・・・・
点滴もとれて、もうあと一週間位で帰れるという年末になって、病状が悪くなりまた点滴のお世話に。
持病の喘息も出て、喋るのさえ苦しそうな義父を見て、「入院長引くかも」と義母は思ったみたい。でも担当医は「そんな悪いとこ見つからないんですけどねぇ」と、首をかしげる
そんな先生の態度を見て、「他の病院に変わった方がいいかも」と、家族の意見が一致。でも結局、病状が良くならなかったのは、その時出されていた薬を義父が飲んでいなかったからみたい
ずーっと昔に、初めて喘息でこの病院に入院した時の事を、義父は未だに快く思っていない。「病院でステロイド大量に使われたお陰で、喘息がもっと酷くなった」と、いまだにみんなに言ってますから。
「そんな病院も医者も、信用できるか」という気持ちから、処方された薬を飲まなかったようだ。点滴してなくて薬も飲まなかったら、そりゃあ悪くなるわぁ
ホントに、筋金入りの頑固じいさんだ。
いつも義母を呼びつけては、掛かり付けのお医者さんの薬を持って来させたり、病院のは食べられないと、家からおかずを持って来させたりと、言いたい放題。
夜中の3時にから電話がかかってきて、慌てて飛び起きたこともあった義父が看護婦さんに言ってさせたみたい。義母に今から病院に来てほしいという用事だった。こっちは「何かあったのか」とドキドキしたのに
家族がいくら迷惑していてもお構いなし。
自分がこうと思ったら、絶対にそうする。
白を黒と言い張るような性格で、誰が何と言っても聞く耳を持たない。
いまだに近所の大工仕事も引き受ける、昔堅気の職人気質と言えばカッコイイが、家族はかなりの迷惑を被る
今回も義父が、「こんな辛気臭い所ににおったら、気が変なる。治るもんも治らん」と言い張るので、退院させてもらった。担当医や看護婦さんは、うるさい患者が居なくなって、もしかしたらホッとしてるかも
家に帰って来ても「食べたら気分悪くなる」と言って、あまり食べれない様子。でも、以前のように「この政治家は・・・」とに向かってツッコミ入れてるので、少しずつマシになってるとは思う
昨日、掛かり付けのお医者さんに往診してもらったら、「これだけ喋れたら、大丈夫」と、言って貰えた。
やっぱり義父は、文句言ってるのが「元気の証拠」みたいですわ