土曜日に劇団四季の「オペラ座の怪人」を、見に行ってきました。
主人の会社で販売していたという鑑賞券。入り口で座席券と引き換えると、なんと2階席。嫌な予感・・・・
舞台が始まると案の定、役者さんの顔が見えない。迫力ある歌声だけど、顔の表情が全く分からない。やっぱり、お芝居で顔の表情は大事。見ごたえが、半減してしまう。
それに、ミュージカル見るのは、私が2回目で主人は初めて。お互い途中で、睡魔が襲ってきて、ウトウトと。多分、途中のコミカルな歌のところで、退屈になったのかも・・・どっちにしても、歌ってる人に対しては、失礼な事です。
それにしても、この怪人。好きな女性に付きまとって、自分の思いを遂げるためには何でもしてしまうなんて、単なるストーカーに思えたわ。
そして、この怪人が「虐げられて育った環境が、自分をこんなにしてしまった」と言うセリフを言った時、思わず「エレファントマン」と比較してしまった。
昔見た映画「エレファントマン」 この主人公も、その醜い風貌から小さい時から虐げられて育った。でも、心だけは普通の人間の何倍もきれいなまま。どれだけ虐められても、それを恨んだりはしなかった(そして、実話だった)
「オペラ座の怪人」を見ながら、「エレファントマン」と比較する私も、どうかと思うけど・・・
で、この「オペラ座の怪人」は、風貌が怪人じゃあなく、心が「怪人」になってしまっていたのねと、私流の解釈してしまいました。
そして、物語のラストシーンも終わり、カーテンコールへと。
鳴りやまない拍手、そして出演者全員が現れて、また大きな拍手。
まぁ、これが2~3回は続くだろうとう予想はしてたけど・・・
まさか6回も続くとは、思って無かったわぁ(ハッキリとは数えてないけど)
全員が2~3回出てきた後に、主役級の人が2~3回出てきたし。
最後の方は、もう帰り支度して立ちかけてたわ・・・
あーもう、帰らしてほしいわぁ・・・
やっぱり私には、ミュージカルよりも映画の方があってるみたいです。