チコエリ　ぐだぐだ日記

　昨日、9時過ぎにダンナは、帰ってきた。

　「ただいま」と、いつもと同じ言葉をいって、空のペットボトルを私に手渡す。

　ウ～ン、言う言葉はそれだけかぁ

　私が、手のひらを上に向けてダンナの方に差し出すと（何気に気づくやろ）

　えっ、何？って顔をしてる。まだ気付かんのかぁ

　それを見ていた子供たちから、

　「えっ、お父さん、昨日の誕生日忘れてたん」

　「うわぁー、最低」

　「アーぁ、離婚や離婚」と、口々に言われて、やっと気付いたダンナ。

　「ハッピーバースディ、トゥ、ユー、ハッピーバースディ、トゥ、○○才」って、

　取って付けてみたいに、急に歌いだすし。

　歌ってくれるんはエエとして、なんで歌詞の中に年齢入れて歌うかなぁ

　自分では（面白い）と思って歌ってるんやろうけど、

　全然、面白ないわぁ

　その歌を聞いていた子供たちから、また、

　「結婚記念日憶えてて、なんでお母さんの誕生日忘れるかなぁ」

　「お父さんは、どこに重きを置いてるんやろ」

　「世間では結婚記念日忘れる旦那は多いらしいけど、誕生日忘れるってなぁ」

　と、口々に攻撃されると、

　「着替えてくるわ」と言いつつ、2階へ避難しに行ってしまった。

　別に私は、プレゼントが欲しいとか（くれるんやったら、嬉しいけど）、

　そんな事思ってないけど（っていうか、最近貰ったことないわぁ）

　せめて、その日に「お誕生日おめでとう」の言葉は、欲しかったなぁ。

　せやけど、私は、心の広ーい女やさかいに、

　まぁ、今日は、これくらいで許しといたるわ