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以前、娘が「窯を買いたい」と言った時、 「そんなん、趣味の域をこえてるやないかぁ」と怒った主人。 あれから、誰一人として「窯」の話はしませんでした、主人にだけは・・・・・ でも、娘とお祖父ちゃんの間では、着々と話が進み 「窯」を買う手筈も決まり、電気工事も業者さんに頼みました。 そこで、倉庫内の要らない荷物を片づける事に(かなり重い荷物です) いつも頼んでいる次男は、 あいにくと、仕事が忙しそうなので、頼めませんでした。 長男も忙しくて、無理だし・・・・ 残る男手といったら、主人しか残っていないし・・・・ 仕方ない、頼むとするか。でも、「窯」買う事、バレテしまうわぁ でも、結局、主人に頼んで片付けてもらう事に、トホホ・・・・
その時は、何も言わず片付けてくれた主人でしたが、 夕御飯の片付けを終えて、私が2階に上がると、待ってたように、 「あんな高い窯買って、どうするんや」 「イヤになったからって、やーめたって、放り出すんと違うやろな」 「あんな高い窯買って、採算とれるんかぁ」 「あんな高い窯、趣味の域超えとる・・・・・」 「あんな。。。。。。。。。。。。。。。」 「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」 なんか色々言ってましたが、途中から聞くのをやめましたわ その事に関して、何も反論する気ありません。 あなたの言う事、全部、正しいです あなたの意見、ご無理ごもっともです でも、 「娘が陶芸の学校行きたいと言った時に、なぜ、反対しなかったんですか?」 「将来、陶芸なんか仕事にならないと、あの時なぜ言わなかったんですか?」 「趣味の陶芸の為に、3年間も学費と家賃と生活費出してたんですか?」 って、私もあなたに聞きたいですけど・・・・ まぁ、そんな事、主人には言いませんけど で、揉めるのもしんどいので、ほとぼりが冷めるまで、他の部屋で本読んでました。 一通り言ったら、主人の気も収まったみたいで、それからは何も言いませんけど。
それから、何週間かして、窯が来ました。
「マイコン付き小型電気窯」 思ってた以上に、大きかったです 「こんな大きさやったら、人間でも跡形なく焼けるんと違うか?」と 物騒な事を、お義母さんが言うと、 「地震の時、この中に入ったら安全と違うかぁ?」と、次男は言うし、 なんか、みんな、使い方間違ってませんか でも、この話で、家族が盛り上がってた中、 主人ひとり、まだ「窯」が来たこと知りません・・・・・・
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