ソシアル・バレエ・サルサ・ダンス大好きチェロは冬眠中

　最近のヨーヨーマンは非常に良い子。

　すごく言う事を聞いてくれるようになった。

　殆ど毎日練習しているけど、狂いもわずかで、微量にアジャスター調整でペグをいじらなくても済む程度。

　もちろんペグの調子も扱いも慣れてきて、一端ちょこっと弛めてからじわっと垂直にねじり込むコツもつかみかけてきた。

　とにもかくにもまだまだボウイングの世界。

　どうしても音がひっくり返ったり(特にＣ線のダウン）割れてしまったり(押さえるとやっぱり開放弦と違って割れやすい）している。

　まだまだ圧力のかけ方や角度が飲み込めていないんだな。

　でもバイオリンからチェロに替えて本当に良かった。

　たとえドシロウトの初心者だとしても自分と相性の合う楽器選びってあると思う。


　ほんのわずかな違いなんだけど、バヨの時はガッチガチに固まって常時肩こり状態だったが、椅子に座ってこのヨーヨーマンをフンワリと抱きかかえるようにし両足の裏をぺったりと床につけるとふっと力が抜けたような気がするんだ。

　テンポ６０で２分音符を全弓で弾くのが今はフルスピードなんだけど、でもバヨを習っていたからこそ今はこれ以上のスピードで弦を響かせるのは無理っていう限界が分るんだと思う。

　そうじゃなかったらギコギコとやみくもに弦を激しく動かし続けるだろう。


　楽器の大きさはもちろんのこと、まったく違うシロモノといえばそれまでだけど、これまで習ってきたことが無駄ではなかったことが日に日に実感できるようになってきた今日この頃だ。