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2015.06.25
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カテゴリ:サスペンス
相棒3-1

「相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」 2014年 日本映画

監督 和泉聖治
出演 水谷豊 成宮寛貴 川原和久 大谷亮介 山中崇史 山西惇 六角精児 及川光博
   鈴木杏樹 真飛聖 石坂浩二 伊原剛志 釈由美子 宅麻伸

 以前からこのブログを見ている方々はもちろんご存知でしょうが、僕はTVドラマ、特に日本のTVドラマはあまり好きではありません。(大河は別です。)でも時々はまってしまうドラマがあります。例えば「古畑任三郎」「木更津キャッツアイ」「踊る大捜査線」などなど。その理由は様々で、特に決まった法則があるわけではないですが、何故かはまってしまうのです。(一応言っておきますが、世間的にヒットしたという理由ではありません。「HERO」や「半沢直樹」にははまっていませんから。)
 そして、ご存知のように、今はまっているドラマは「相棒」です。だから、今非常に関心ある芸能ニュースは、「4代め相棒は誰だ。」です。いろいろと憶測が飛んでいますが、ただひとつ言えることは、巷で有力視されている仲間由紀恵ではないということです。だって、今までに度々ゲスト出演している彼女の役名は、社美弥子(やしろみやこ)ですから。(意味わかるよね?)
 で、劇場版IIIです。今まで、「相棒」の映画はスピンオフも含め、すべてこのブログで取り上げてきました。このほど、なぜか“右京”という役名の水谷豊さんの別映画の宣伝のため、TV放送しておりましたので、1も2もなく録画しました。

 ある朝、出勤した警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐享(成宮寛貴)は、組織犯罪対策5課の課長、角田(山西惇)に「珍客が来ている。」と告げられます。それは、神戸(及川光博)でした。かつて特命係に在籍し、右京と共に数々の事件を解決に導いてきた人物で、現在は警察庁長官官房付となっています。
 神戸は、「馬に蹴られて男性が死亡した事件を御存知ですか?」と問うてきました。享の持っていた新聞に載っていた事もあり、右京は無論知っていましたが、神戸は“鳳凰島”という聞き慣れないその島に行って、事故について調べてきてほしいと言います。
 鳳凰島は、防衛大学出身の実業家・若狭(宅麻伸)が所有している島であり、そこでは、彼の雇った“民兵”が合宿訓練のような生活を送っており、非合法な生物兵器を製造しているという疑いがあるのです。神戸は、享の父・甲斐峰秋警視庁次長(石坂浩二)からの密命で、特命係に事故の調査という名目で、非合法兵器の有無の調査を依頼しに来たのです。
 八丈島署の刑事の案内により、島に着いた2人は、民兵のリーダー神室司(伊原剛志)や高野志摩子(釈由美子)ら民兵に紹介されます。
 調べていく内にこれは単なる事故ではなく殺人だという事を悟った右京だが、そこから国防に関する政府や防衛省の大きく複雑な陰謀が絡んだ未曾有の事件に発展していく事になる事を右京達はまだ知らなかったのです。

相棒3-2

 予告編で、“「相棒」史上最高密度のミステリー”と詠っていました。ところがどうでしょう、民兵のひとりが馬にけられて亡くなったというのが事故ではなく殺人だ、というのは話の展開上、明らかすぎるのでいいとして、その犯人は全く意外ではなく、その凶器もまるわかりだし、トリックなど全くなく、その上、特命係の2人が島に潜入した主目的である非合法生物兵器の正体を明らかにしたのは神戸だし、そのありかを特定して破壊したのは自衛隊だし、いったいどこがミステリーなの??というお粗末さです。ミステリーって言葉の意味わかってる???右京さんがこの事件に必要????
 だいたいが、題名で“巨大密室”と詠っているので、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」や「オリエント急行殺人事件」のような、「名探偵コナン」で何か月かに一度という感じでたびたび出て来るような、孤島や山中の大邸宅での猟奇的連続殺人事件を期待させておいて、全く違うというお粗末さです。
 その上、ラストの犯人の語りで明らかなように、物語のテーマが、昨今のどこかの政府のきな臭い政治動向に対する批判であることを考えると、いったいこの物語が「相棒」である必要があるのであろうか、と思ってしまいました。(物語のテーマを長々と語らせるところも非常にお粗末ですよね。自衛隊員に“兵隊ごっこ”と言われ、“お前たちこそ”と返す神室のセリフだけで充分でしょう。)

相棒3-3

 ということで、期待が大きかっただけに、非常に残念だったというお話でした。
 しかし、絶海の孤島が舞台ということで、特命係の2人はともかく、「相棒」に欠かせない伊丹(川原和久)・三浦(大谷亮介)・芹沢(山中崇史)の“トリオ・ザ・捜一”や鑑識課の米沢(六角精児)、花の里の幸子(鈴木杏樹)やカイトの彼女・悦子(真飛聖)ら、レギュラーメンバーをどう登場させるか、ちょっと注目しましたが、なかなかうまくやっていたのには感心しました。(特に、甲斐次長、“ミイラ取りをミイラにする”発言、ナイスです。)
 しかし、やっぱり4代めが誰なのか、気になりますね。





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Last updated  2015.06.25 23:00:30
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