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2017.08.29
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カテゴリ:SF



「ダークナイト ライジング」 
The Dark Knight Rises 2012年 アメリカ映画

 

監督 クリストファー・ノーラン

出演 クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ゲイリー・オールドマン

   アン・ハサウェイ トム・ハーディ マリオン・コティヤール

   ジョゼフ・ゴードン=レヴィット モーガン・フリーマン

 

 クリストファー・ノーラン監督によるバットマン映画、“ダークナイト3部作”の完結編です。安いDVDを見つけたので、喜び勇んで購入しました。

 

ジョーカーとの死闘から8年後、ハービー・デント検事は正義の味方のまま死に、“デント法”により、犯罪率は低下し、ゴサッムは平和でした。デントの罪を被ったバットマンは追われる身となっており、バットマンことブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、引きこもり生活を送っていました。

元傭兵ベイン(トム・ハーディ)は自らの軍団を率い、物理学者パヴェル博士を乗せた飛行機を襲い、博士を拉致し、飛行機は墜落させました。

ゴードン市警本部長(ゲイリー・オールドマン)は、ハービー・デントを称えるスピーチを求められ、バットマンの言う通りの状況になったことで、用意した真実を暴露する原稿は隠すしかありませんでした。

キャットウーマンことセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)は、ブルース邸に侍女として潜りこみ、ブルースの指紋と真珠のネックレスを盗み出しました。セリーナは、自らの前科を消してもらうことを条件に、ウェイン産業の乗っ取りを企むダゲットに雇われたのです。しかし、だまされて指紋だけ奪われたセリーナは警察に通報し、ゴードン本部長らが現れました。ダゲットもマスク男のベインに戦わせます。

ゴードン本部長はベインに捕まり、ハービーとバットマンの真相について書いたスピーチ原稿を盗まれます。ゴードンは隙をみて地下水道から脱出し、機転を利かせた警官ジョン・ブレイク(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)に救助されますが、重傷でしばらく入院を余儀なくされます。セリーナは警察とベインらが戦っている隙に逃げ出していました。

ウェイン家の執事アルフレッド(マイケル・ケイン)は、ブルースがもうこれ以上傷ついたり、亡くなったりするのを恐れていました。ですから、今のようにブルースが半隠居生活であることは、アルフレッドにとっては心安らかなことです。

刑事に昇進したブレイクに、ウェイン財団が孤児院への寄付を打ち切ったことを聞かされたブルースは、そのわけを聞きに会社へ行き、役員の女性ミランダ・テイト(マリオン・コティヤール)と会います。ミランダは信用に足る人物に思えました。

社長に就任しているフォックス(モーガン・フリーマン)に会いに行ったブルースは、寄付を打ち切った理由が、研究開発費を投入しておきながら中断した核融合炉で赤字になったと聞かされます。フォックスは稼働を勧めますが、悪用されるおそれもあり、ブルースは踏み切れませんでした。しかし、ゴッサムの平和が脅かされてきた現状を見たブルースはバットマンの復帰を決意します。それを嘆いたアルフレッドはブルースの元を去りました。


 

 冒頭の飛行機のアクションは斬新で、今回のメイン悪役ベインの残忍性も表現されていて、なかなかやるなあと思わせ、全体に漂うダークな雰囲気、リアル感を保ちながら、クライマックスでは、バットマンが操縦する新兵器“ザ・バット”と、キャットウーマンが操縦する“バットポッド”を駆使したアクションも見ごたえがありました。

 しかし、ブルース・ウェインは前回のショックを引きずったままのいじけ虫だし、華々しく登場した悪の傭兵ベインは、弱点丸出し(顔面殴られてマスクがずれたらもうおしまいってことでしょ。ダース・ベイダーみたいにヘルメット一体型のマスクにしておけばよかったのに。)の尻すぼみ小僧だし、ラストの爆弾処理の下りは日本の大人気漫画の〇〇編のラストと全く同じだし(それが何かは、思いっきりネタバレになるので言わないでおきます。)警察につかまっているはずのジョーカーはベインによって1000人の囚人が解放された中にいなかったし(まあ、出てきたらベインなんて全く霞んじゃうけどね。まあ、8年もおとなしく捕まっているタマじゃないから、とっくに脱獄していたと、いい風に解釈しておきましょう。)、大小取り交ぜてツッコミどころは満載で、まあ、前作の出来が良すぎたせいということでしょうかね。

 そんな中、若い警官(作中で刑事に昇格)ジョン・ブレイクが孤軍奮闘(ベインの策略で警官隊のほとんどが地下に閉じ込められてしまうので、文字通りです。)しているのが非常に目立ちましたね。ちょうど無重力のホテルの中で一人頑張るアーサー君みたいでしたよ。()


 

 ということで、なかなか楽しめる作品でしたが、いろいろな面で偉大な前作には及ばなくて、ちょっと残念でしたというお話でした。

 あっ、後、“バットポッド”(前作で大活躍だった自在に動くバイク)をキャットウーマンに任せたのは大大大正解でしたね。特にバックショットが大大大正解でした。(男性はみんなそう思っているはずです。バットマン、ナイスです。)






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Last updated  2017.08.29 15:09:32
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