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カテゴリ:SF
監督 ブライアン・シンガー 出演 ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス
「X-MEN」シリーズの最新作で、プロフェッサーXとマグニートーの若いころを描いた「ファースト・ジェネレーション」三部作の第三作で完結編です。
紀元前3600年、力を用い神として世界を支配していたミュータントのアポカリプスは、裏切りにあい、古代エジプトのピラミッドの中に封印されます。 1983年、アポカリプスは眠りから目覚めてしまいます。現代の文明は堕落していると判断したアポカリプスは、新しい秩序をもたらすため、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら4人のミュータントを“黙示録の四騎士”として従えて世界の破壊に乗り出します。 プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)の率いる若きX-MENはアポカリプスの計画を止めるために立ち向かっていきますが、ミュータントの力を吸収できるアポカリプスにテレパシー能力に目をつけられたプロフェッサーXが連れ去られてしまいます。 やっぱり「X-MEN」は面白いですね。特に、ブライアン・シンガー監督が自ら監督した作品はアクションやテンポがとっても良くて、全く退屈することなく、最後まで一気に楽しんでしまいます。個性豊かなミュータントたちの能力をよく理解し、効果的に活躍させているからでしょうかね。 で、今回何がうれしかったかというと、シリーズの第1作で、X-MENメンバーだった、スコット・ジーン・ストームの3人の若かりし姿(もちろん、若い役者さんたちが演じています。ハル・ベリーなら若風なメイクすればやれたかもしれませんけどね。)が見れたことですね。前作の「フューチャー&パスト」のおかげで、未来が書き換わってしまったので、必ずしも出さなくてもいい3人なんですが、やっぱり最初の「X-MEN」の中心メンバーだったスコット・ジーン・ストームは、出てきてほしいですよね。 それからうれしかったのは、前作「フューチャー&パスト」でも目立っていたクイックシルバーが今回も大活躍していたことですね。超速移動という彼の能力(「サイボーグ009」の加速装置と同じだよね。サイボーグじゃないから、歯の奥のスイッチを“カチッ”とはしないけどね。)は、とっても映画向きですよね。超速移動している彼に合わせると、周囲がすべて止まっていて、おちゃめな彼は余裕でちょこちょこいたずらをしながら走っていくところが非常に面白いのは、前作の記事に書いた通りです。今回は、爆発する“恵まれし子らの学園”から、中にいる子どもたちを1人1人救い出していく場面は圧巻です。 仰々しく登場してきた割に、アポカリプスのラストが結構、呆気なかったなあ、とか、ミスティークが裸(つまり青い肌)で活躍する部分が少なく、ジェニファー・ローレンスファンとしてはいまいちだった、とか、モイラ(「ファースト・ジェネレーション」でチャールズと恋仲になっていたCIAの人)がマヌケすぎる、とか、いろいろとツッコミたいところもあるんですが、やっぱり「X-MEN」は好きですね。 ということで、この3作目で終わりかと思っていたのですが、来年4作目が公開予定だということで、非常に楽しみな、大好きなシリーズの最新作を今回は紹介しました。 あ、そうそう、プロフェッサーXことチャールズのスキンヘッドの秘密もわかりますよ。(決して、パトリック・スチュワートがもともとスキンヘッドだからではないんですね。)それから、チャールズといい仲になっていたモイラが、前作に登場しなかった理由もわかります。(決してスケジュールが合わなかったからではないのですね。前作でチャールズが最初クズ化していたのは、これもあったのね。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.21 18:14:03
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