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”金刀比羅宮 書院の美 ”展へ行った 台風の日にもかかわらず、 かなりの人数が来ていて、 人気の高さがうかがえた、 台風であの人数だったら、 晴れていたら大変な混雑だったろう。 今回の展覧会では 応挙、若冲、岸岱が描いた 表書院、裏書院を彩る襖を約130面移動し、 両書院の絵画空間10室を再現している。 美術館にいながら、 金刀比羅宮の書院の中にいる様な そんな体験をさせてくれる、 面白い展示であった。 全ての作品の素晴らしさはもちろんであるが、 動物好きの私には やはり応挙の遊虎図がやはり一番気に入った。 その当事の日本に虎はいるはずもなく、 応挙は虎の皮と猫から想像して描いたそうである。 そのせいか、 迫力があるというよりも、とっても可愛い♪ 2003年に円山応挙の特別展があった時に、 応挙の虎の絵も数多く展示されていたが、 応挙の動物の作品には 動物に対する深い愛情を感じられ、とても好きである。 下の写真は2003年の円山応挙展カタログより”狗子図” 今回の書院の美展 応挙の作品以外にも、 若冲の花丸図、 斬新なデザインと、詳細まで描き込まれた花、 圧巻! 岸岱の群蝶図 優雅に空を飛ぶ蝶のデザイン 制作されてから150年以上たった今観ても新鮮。 地下1Fには 金刀比羅信仰の世界を物語る奉納品が展示されていたが、 私が一番ウケたのが金刀比羅犬 お宮まで遠くて行けない人が 犬に丸金と書かれた、 名前とお賽銭と犬のえさ代の入った袋をぶらさげ、 その犬をお宮参りに行く人に託して、 一緒に連れて行ってもらって、 金刀比羅さんにお賽銭を入れて、 連れて帰ってきてもらうというもの、 丸金袋をぶら下げたワンコが可愛い♪ カタログに金刀比羅犬の図が載っていなかったのがちょつと残念。 他にも見所満載です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年07月17日 07時22分02秒
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