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カテゴリ:くろやぎの毎日。。
昨日は、くろやぎ実家に日帰りしてきました。
というのも、お通夜に参列するためでした。 うちの実家とは、 親族と言えるのか?というほど、ちょっと遠い親戚関係ではありますが、 それでも生前はとっても良くしてくれたおじちゃんでした。 煎餅屋さんのおじちゃんなので、 うちでは「せんべ屋のおじちゃん」と呼んでました。 実家の市内では結構有名な「新井製菓」というお煎餅の工場があります。 元々は、先代にあたる、せんべ屋のおじちゃんの父親が、 手焼きの煎餅を焼いて売っていたそうですが、 どうにかして、もっと大量生産できないものかということで、 おじちゃんの一番上の兄さんがお煎餅を作る機械を開発して、 おいしいお煎餅を大量生産することが可能になったんだそうです。 お煎餅を作るその機械は「新井機械製作所」というところで開発され、 有名な亀田製菓でも、 この機械を使ってお煎餅が作られているのだそうです。 その他の製菓工場でも使われていて、 その機械には「ARAI」のロゴが入ってるんだよ、と教えてもらったことがあります。 機械を開発したというおじちゃんの一番上の兄さんは、 まわりのみんなが「社長」と呼んでいるので 「この人が社長さんなんだな…」ってのは知っていたのですが、 せんべ屋のおじちゃんは、 私にとっては、ごくごく普通に「せんべ屋のおじちゃん」だったのですが、 今回のお通夜に参列して、やっと判明しました! せんべ屋のおじちゃんは、お煎餅屋さんの会長だったのでした☆ おおぉ~、 あのおじちゃんがそんな偉い人だとは知らなかった…。(^^;) おじちゃんは太鼓をたたくのがとても好きな人でした。 もうだいぶ昔に亡くなったおじいちゃんは笛を吹くのが得意だった。。 そう、この一家は"お祭り好き一家"だったんです。 地元の七夕祭りでも、 その昔は自ら山車に乗り込んで、若い衆と一緒に太鼓を叩いてました。 地元の獅子太鼓にも力を入れていました。 明るくてさっぱりした性格で、人当たりが良くて…。 偉ぶるようなところもなかったので、 だからきっと、みんなから慕われたんだと感じました。 会社の関係もあって合同葬という形式だったのですが、 花輪や生花の数も、それはそれはすごいものでした。。 ブルボンの社長からの生花も並んでいたので、 きっと、ブルボンにも機械を卸しているんでしょうかね…。 お煎餅屋さんだけあって、 お返しの中身にも、予想通り、お煎餅が入っていました。(^^) テレビ番組でも度々取り上げられる「黒胡椒せん」(写真左) と、 地元ならではの深谷ねぎを使用した「葱みそせん」(写真右) です。 それぞれのお煎餅は、また今度紹介しますね 今日さっそく、お茶とともにお煎餅を頂きました。 遠いところに旅立った、おじちゃんの笑顔を想いながら。。(^ー^) 【関連記事】 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/024/5.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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