千と千尋の神隠し

2007年02月02日

カテゴリ：えいが

また観ちゃいましたｗ
TVでやるたびに観ちゃうのよね。

今回感じたのは、子供の成長話ってこと。
千尋だけじゃなく、坊も顔なしもわがままな子供ってことよね。

特に顔なし。
最初はオドオドと控えめなのに、自分の持っているお金などに媚びる者には態度が大きくなる。
人の言葉を借りてしかしゃべれない。
おだてられて、ちやほやされると増徴してわがまま放題になる。
そして、自分の思うようにならないと暴力。

感情の表し方が下手な子供ですよね。
結局は環境しだいってことなのかしら。
千尋も油屋に居るからいけないんだって言ってましたよね。

銭婆のところへ行って、人格を認められて、自分のできる仕事を与えてもらった。
これで彼は自分の顔、人格を持つことができるんでしょうね。

坊については、かわいい子には旅をさせろ、に尽きますね。
かわいいかわいいで、親がすべて危険から遠ざけていたのでは、子供は成長しないって事でしょう。
自分の足で立って歩くことを覚えた坊は、直に湯婆婆から巣立っていくことでしょう。

何度も観ていると、そのたびに何か見えてくる気がします。
きっと次にTVであるときにも、わたしは観るんだろうな。

確か、恋愛の絡まない話・・・という記述をどこかで読んだ気がするんですけど`s(・'・;) エートォ...
ハクと千尋の間には、初恋めいたほのかな恋心が見える気がしますよね。
別れの瞬間、千尋を送り出した時に繋いだ手を離した後、名残惜しげに画面に残るハクの手。
想いが篭っている様に思えましたｖ

また、二人の再開話を探しに行こうかな♪