続・くるくるぐしぐし日記

今日からなんと４連休です。

１２月８日（火）が祝日なので、月曜日もついでに休みです。
で、なんの祝日かというと...（今一生懸命別ウィンドウで検索中...）

『聖母マリアの無原罪の御宿り』だそうです。
カトリックの国ですので。

さて今日は激混みなのを覚悟でイケアに行ってきました。
まだ午前中だったからか、さほど混んでおらず駐車場もすんなり入り口近くの場所にとめられました。

スモーランド（こども預け所）も混んでいなかったので、「さぁ、行って来い！」と思ったら今日は行きたくない気分のようで
「いいの、いかないの～」
（私と同じしゃべり方なので、ちょっと女っぽい口調です...）

あそこに預けて、クリスマス用品をゆっくり見てみたかったのですが当てがハズレました。

子供用品売り場でちょこっと遊んで、息子はいつものタッチパネルのお絵描きで足止め。


誰も遊んでないとみんな素通りするのですが、誰かが遊んでいると興味を引かれるみたいで、息子がお絵描きを始めたら足を止める子がぞくぞくと。
独りでゆっくりお絵描きしたい息子もそわそわし始めました。
そしておとなしく待ってる子がいたので、譲りました。

ところどころにこのタッチパネルがありますが、一番の穴場はレジを抜けたあとの大きなものを引き取ったり、商品の返品をしたり、領収書を作ってもらったりするところです。
近くにソファーもあるし、外も見えるし、出口にも近いし、穴場です。

そこでまたしばしお絵描きをして、そのあと駐車場へ...

と思いきややっぱり外の滑り台がある遊び場にも寄りました。

夏は日陰になっていなくてあんなに暑い場所だったのに、冬はおもいっきり日陰になってて寒かったです。
周りに見える山々は雪で真っ白になっていて、よけいに寒さを感じましたです。

帰り道、警察の検問に遭いました。

イタリアの警察は細分化されていて、国家警察（POLIZIA）が検問をやっている時があれば、市警察（VIGILE）の時もあり、国家憲兵（CARABINIERI）とか財務警察（FINANZA）の時もあり、検問する目的によって違います。

国家憲兵の時は指名手配犯を探していたりするので、自動小銃をかかえてたりして物々しい雰囲気です。

今日のは財務警察で、少し手前から私に向かって「止まれ」と合図してるのが見えました。
言われたとおり端に寄って止まると、警官が近づいてきて免許証と車検証を見せるように言われました。

警官「イタリア人？」（アジア人でもイタリア人家族の養子になってる場合もあるので、こう聞いた方が当たり障りがない）

私「日本人です。」

警官（渡した免許と車検証を見ながら）「日本のどこ出身？」

私（どうせ言ってもわからないので）「東京の近くです。」

警官「日本と言えば、シマノだね、シ　マ　ノ。」

私（は？　シマノ...?　島根県？）「？」

警官「釣り竿につけるリールだよ～。」

私「あ～！　そうですね、シマノですね～。」

警官「ARRIVEDERCI」（さようなら）

以前、こちらにいる釣り好きの人に頼まれて買ったことがあったので知ってましたけど、そうじゃなかったらなんのことだかわからなかったし、だいたいリールって単語も覚えてなかっただろうし、警官にそんなこと言われるとは思いませんでしたね～。

ちなみに財務警察とは主に脱税などを取り締まりますが、検問をする時は麻薬などを所持していないか調べる為です。

韓国人の友人はイタリアに来て免許を取った果敢な人ですが（私は日本の免許証からイタリアのへ書換えた）、免許を取ってから２年くらいはペーパードライバーでいたので、つい最近まで（免許取ってから４年たった）初心者マークの「P」をつけて乗っていました。

そしてある日、彼女も検問にあって免許を見せると
「なぜ、４年も経っているのに初心者マークをつけているのか？」
と聞かれたそうです。
「ペーパー期間が長かったのと、つけてたほうが、まわりも車間距離をおいてくれるから。」
と彼女は答えたそうです。

イタリアの初心者マークはA４サイズくらいの大きさでPと白地に黒で書いたものを車の後ろ側に貼ります。

イタリアに来たばかりの頃、この意味がわからず
「Pって言えば、やっぱ駐車場のPのコトかな..　でもなんで車に？」
と独り悩んでおりましたが、この韓国人の友人は
「イタリアは駐車スペースを探すのが大変。　だからこのPをつけてる車のあとについていけば、駐車場が見つかる。　ボクについておいで、駐車場があるよ！って意味のP」
だと想像したそうです。

すごい想像力です...

そしてホントのPの意味は、初心者「PRINCIPIANTE」のPなのでした。