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テーマ:自分の気持ちな曲(341)
カテゴリ:懐かしいこと・もの
NSP/風の旋律 (1)SO LONG (2)祭りばやしが遠のくように (3)面影橋 (4)いわし雲 (5)風の旋律 (6)暗闇(よる)をひき裂け (7)遠い日々から (8)思い出はドラマさ (9)そんな季節に口づけを (10)粉雪のささやき 道草しながら帰った時は 広い道だと思ってた あれから何年たったのだろう こんな小道と気づく (NSP「祭りばやしが遠のくように」) 昨日は、小学1年生の時のことを書きました。 今日は、なかよしだった、「のーちゃん」のことを書きたいと思います。 くるくるちゃんと、のーちゃんは、とっても仲良しさんです。 朝、学校へ行く時も、もちろん教室でも、帰りもいつもいっしょでした。 その日、学校からの帰り道、「信用金庫」の前の道で、ふたりは、スミレの花を見つけました。 小さな紫色のかわいい花です。 ふたりは、おもわず足を止め、見入っていました。 そして、その花びらをさわってみたりしながら、いろいろ、おしゃべりをしました。 ふだん、くるくるちゃんも、のーちゃんも、「みちくさ」は、しません。 まっすぐに家に帰り、ランドセルをおろし、「10円と宿題」を持って、どちらかの家に遊びに行くのが日課でした。 この日の5分間の「みちくさ」は、ふたりにとって、初めての冒険でした。 次の日の朝、いつも家に寄ってくれる、のーちゃんが来ません。 のーちゃんの一緒に住んでいるおじいちゃんが、昨日、亡くなったそうです。 のーちゃんは、おじいちゃんの最期に間に合わなかったそうです。 くるくるちゃんは、 「道草なんかしなければ、のーちゃんは、おじいちゃんに会えたかも・・・」 と、悲しい気持になりました。 道草を食う(みちくさをくう) 馬が路傍の草を食べて進行が遅れる。 ↓ 目的地に行く途中で、他のことに関わって時間を費やす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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