☆十二単☆
ワタシは、「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」。別名、「ビューグル」「アジュガ」「西洋キランソウ」。ヨーロッパでは「カーペンターズハーブ」って呼ばれ、薬草として重宝がられていたみたい。(降圧、消炎、止血作用などがあるの)くるくるちゃんが、一番最初に出会った物語の本は、「アルプスの少女ハイジ」。小学1年生の時の先生から、いただいた本です。何度も、なんども繰り返し読みました。本が大好きになりました。最初に出会った文庫本は、「十五少年漂流記」。おとうさんが、小学4年生の時、古本屋さんで買ってきてくれました。小さな字で、なんか、ちょっと大人の気分でした。とっても、わくわくして読みました。中学に入った時、やはり、古本屋さんでおとうさんが、「少年少女、源氏物語」(現代語訳)を買ってきてくれました。新書版の大きさで、1冊にわかりやすく、まとめられていました。くるくるちゃんは、夢中で読みました。↑の「少年少女古典文学館 第五巻 源氏物語 上」(瀬戸内寂聴、訳・講談社)は、娘・りーちゃんが中学に入った時、私が買ってあげた本です。試験期間中にもかかわらず、夢中で読んでいました。「下」も読みたくなって、学校の図書館から借りて読んだそうです。なので、残念ながら、「下」は家にありません・・・。「それは遠い遠い昔のお話です。 なんという帝(みかど)のときでしたか、宮中(きゅうちゅう)には多くのお妃がいて、 自分こそは帝に愛されようと競争していました。」こんなやさしい現代語訳で、はじまります。さし絵も、本格的。あの「天野喜孝」さんです。このシリーズは、現在、発行されていないようです。北杜夫さんの「竹取物語」、俵万智さんの「伊勢物語」、大庭みな子さんの「枕草子」、嵐山光三郎さんの「徒然草」、佐藤さとるさんの「雨月物語」・・・。このシリーズ、おもしろい筆者が並んでいます。書店で買えないのが残念です。さし絵・天野喜孝さんこちらも、のぞいてみてね。↑は、「シリーズ古典・瀬戸内寂聴の源氏物語・全一冊」(講談社)です。「少年少女古典文学館 第五、六巻 源氏物語 上・下」をもとに、再編集されたもの。さし絵は、入っていないのですが、365ページの読みやすい本です。(^_-)-☆