私のブログのタイトル「風うた日記」は
長い間聴き続けてきた大好きなアーティスト
小田和正さんの歌
「風のようにうたが流れていた」からつけました
緑に輝く はるか遠い日々
いつでも 風のように うたが流れてた
ことばの意味さえ 分からないままに
覚えた そのうた 口ずさんでいた
わけもなく ひとり 寂しい時 そのうたをうたえば
哀しみは いつのまにか 消えていった
出会いも 別れも 知らぬままに 流れるうたをきいていた
なぐさめられて はげまされて そして夢をみた
やがて時はすぎ 人も去りゆけば
いつしか すべてのこと 忘れられてゆく
でも そのうたをきけば 淡い想いが 小さな出来事が
あざやかに よみがえる なつかしく・・・・・
この歌を２００４年・同名のタイトルの音楽番組で初めて耳にしたとき
涙が止まらなかった私
そう私にも「風のようにうたが流れていた」んだと
切ないだけど懐かしい想いがあふれたものです
音楽との出会い♪
小１からピアノを習ってた
でも私にとって音楽との出会いは５年生の頃
小さな町の子供達を集めてひとりの主婦が始めてくれた合唱団
私も仲間に入れてもらった
そこが私の居場所だった
学校のクラスでは仲間はずれにあっていた
リーダー的な女の子の好きだった男の子が幼なじみだったことがきっかけ
悲しくて辛くて学校に行きたくない毎日
でも合唱団に入って週２回の練習を楽しみにするようになって
私の中の弱い気持ちが少しずつ強くなることが出来た
合唱団の練習が大好きだった
先生が大好きだった
ずっと！ずっと歌い続けていたい
そんな毎日
好きで始めた訳でないピアノも
歌と出会ってからは双子の姉との遊び道具のひとつになった
弾きながら歌って
笑って楽しんだ
それは大人になって実家を離れて姉と２人で暮らした時間も変わることなく続いていた
寂しい時 悲しい時
私達はピアノを弾いて歌った
合唱団の初めての演奏会を前にした練習の日
まとまりがない私達を初めて先生が叱った
ひとりの力で指導し演奏会を前にして先生も一生懸命だったんだ
先生の気持ちが痛いほど伝わった団員の私達
先生と泣きながら演奏会のエンディングの歌をうたった
「今日の日はさようなら」
演奏会本番の最後にも
私達は泣きながら歌った
それから何年も時が過ぎていくシーンの中で
テレビから流れる・コンサートで聴くこともあったこの歌
私は聴かない
私達の大事な思い出の歌だから
心の中であの時の想いのままで
大事に流れてるから
