風うた日記

よく考えてみたら昨日成人式を迎えた人たちは昭和のバブル時代の生まれ


それから程なくして景気は下がってきた


そして今


日本は景気がいいらしい


特に主要都市は景気がいい


こちらにはその空気は流れてこない


これってお風呂に似てると思う


浴槽に入れた水を沸かす


手を入れて温まったか確かめてみる


熱い!


「もう入れるよ～」


そのまま入ると浴槽の底の方はまだ冷たいままだったりする


ちゃんとかき混ぜなくちゃいい湯加減にはならないのだ


景気だってそうだ


浴槽の上の熱くなったお湯は大企業


下のほうのまだ冷たいままの水は地方の中小企業だったり


もっと下のほうはうちみたいな自営業で頑張ってる人達なんだ


景気はかき混ぜて世の中があのバブルの頃のように


みんなが何となくちょっと豊かさを感じれるように


大企業は小さな企業にも還元しなくちゃ


格差社会はますます広がっていくと思う


地方財政も同じ


破綻した夕張市


市民の税金を無駄な施設に投じたりした結果だとしても．．．


住んでる人たちのこと


生まれ育ったあの町を離れずに頑張っていこうとしてる人々に


日本は国としてもっと早く手を差し伸べること出来ないのかな？


夕張の成人式に全国の人々から寄せられた温かい寄付金


個人個人はこんなに温かいのに


どうして国の経済は冷たいんだろう？


身から出たサビだから自分達で何とかしろと言うのは


あんまり冷たすぎる


夕張に限らず他の小さな町でも苦しい財政の町もあるはず


こうして広がる格差社会


人は支え合って生きていく


もっともっと支えて欲しいなって


思う私


何だか寂しいな。。。