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カテゴリ:普通の日記
同じマンションのママ友が
「いい本があるのよ!とっても為になると思ってたくさん買ったから胡桃さんにもあげるね!」 と言っていただいた本 五日市剛さんの講演を筆録されたお話です 内容を説明すると長くなるのでお時間がある方は読んでください ない方はまた今度是非読んでほしいな とってもいい話だったので少しだけ要点をまとめてみますね 彼が25歳の頃イスラエルに興味があって旅に出かけた時のことです その年は大寒波で薄着で旅してた彼は泊まるホテルが見つからなく寒さに震えていた そこで通りすがりの老婦人が「良かったらうちに泊まりに来ませんか」と声をかけてくれました 「もう少しホテルをあたって見つからなかったらお世話になります」と伝えたけどホテルは見つからなかったので老婦人の家に泊めてもらったそうです 見ず知らずの日本人・普通ならいろいろ聞いてくるはずなのにそのおばあちゃんは何も聞かずに 自分の話ばかりしていました おばあちゃんはユダヤ人でこの土地に逃れてきた人でした 翌日息子さんと2,3日出かける用事があったおばあちゃん 「良かったらしばらく自由に泊まっていいのよ」 そしてあなたにプレゼントと白い箱と黒い箱を渡しました 「泊めていただいただけで充分なのに」「それならお金をいくらでもいいから置いて」 彼は1万円(その土地ではかなりの高額のお金)を渡したそうです 「ああ、やっぱり...」とおばあちゃんは少し哀しそうな顔をして 「この箱はすぐにあけてはダメよ。あなたの今度の誕生日にどちらか一つの箱をあけるの。そしてもう一つはまた次の誕生日にあけるのよ」と伝えたそうです 日本に帰っておばあちゃんの約束通り7月の誕生日、白い箱は大きくて黒い箱は小さいけど少し重い感じ...彼は白い箱をあけました 中には何も入ってません こうなると黒い箱が気になります 何日がたってやっぱり気になる黒い箱、どうせ分からないから開けてみようとしましたが 部屋の何処を捜しても見付からないのです 不思議に思ってイスラエルのおばあちゃんに電話すると息子さんがでて 「母は3ヶ月前に亡くなりました」 箱の話をすると「まさか開けようと思ったのではないでしょうね」と言われたそうです 「いくら捜してもみつからない」と告げると 「次の誕生日に見付かるでしょう」と言われました おばあちゃんの家に泊まった時のことが思い出されました そのときおばあちゃんが言った話がとってもいい話なのです ツイてるツイてないという『ツキ』ってあるのよ。そのツキは簡単に手に入るの ツキを呼ぶ魔法の言葉があるの これを唱えていたら誰でもツキっぱなしになるわよ その言葉は二つ 一つは「ありがとう」 何か嫌な事があったときに使うの 例えば朝寝坊して「学校に遅れちゃう」「会社に遅刻する」なんてイライラした時 「イライラさせて頂きありがとう」と言う 親が亡くなっても歯を食いしばって「ありがとう」と言うのよ どうしてかと言うと嫌な事が起きると嫌な事を考えるでしょう そうするとまた嫌な事が起きるの 不幸は重なるというのは間違いなくこの世の法則 だけど「ありがとう」と言うと不幸の鎖が断ち切れちゃうの 「災い転じて福をなす」という言葉があるでしょう どんなに不幸と思われる現象も幸せと感じる状況に変えてくれる、絶対に だから「ありがとう」という言葉は魔法の言葉なのよ もう一つは「感謝します」 例えば待ちに待った運動会。晴れてほしいなって思っていて実際に晴れたら「感謝します」 未来のことでも使えるの 「1週間後、○○学校に合格させた頂いき、感謝します」とイメージしながら言い切っちゃうと本当にそうなるの。何の疑いも不安も心配もなく力まずに自然とそう思い込めばね この言葉は思ってるだけではダメ 口にして言い切ってしまわなければ 「ありがとう」と言うと優しい顔になる そうすると相手も優しい気持ちになる 言ってはいけない言葉があるの 汚い言葉「てめ~」「死んでしまえ」「バカヤロー」「クソッタレー」とか そういう汚い言葉を平気で使う人はそういう人生を歩むのよ それから絶対人の悪口を言ったらダメ ひとりで部屋にいる時も 人を怒ってもツキは逃げて行っちゃうわ。 怒れば怒るほどせっかく積み重ねたツキがどんどんなくなってしまうの だからネガティブな言葉は使っちゃダメ きれいな言葉だけを使いましょう 受験を目の前にしてるうちの子にもこの話を伝えました 今合言葉は「ツイテル?」「ツイテル・ツイテル」です プラス志向に考えること すると回りの気が良い気が回ってくる マイナス志向や汚い言葉を使うと淀んだ気が集まってくる 私も笑顔で「ありがとう」「感謝します」を口にしていきたいと思います 長い話を読んでいただいてありがとう~♪ そうそうなくなった黒い箱の話 次の年人に紹介されて会った女性に会って2度目の時にはプロポーズしたそうです そしてその年の彼の誕生日に彼女からプレゼントが贈られてきた それがあの黒い箱だったの! 彼女がデパートで選んだプレゼントは「2本のペン」 おばあちゃんが大事にしてるのよ!と見せてくれたペンにそっくりだったそうです 彼女はこれとプロポーズの返事の手紙を彼に贈ったのです 空っぽだった白い箱の話もあるけど それはまた次の機会があれば... またまた長くなりました お休みなさい~★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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