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カテゴリ:演劇・ミュージカル
今日からNHKで始まるドラマ。原作は神尾葉子さんのマンガです。
私はコミックの方をすでに読んでいたので楽しみにしています。 長女はファンの勝地涼君が出るのでそれを楽しみにしています。 キャットストリートHP その中で読んだ脚本の浅野さんの言葉より ~~キャットストリートに寄せて…浅野妙子~~~~~~~~~~~~~~ 私自身、「学校」という容れものが、ずっと苦手な子供だった。社交性、社会性に乏しく、無口で、偏屈で、極度の恥ずかしがり屋で、教師には「自閉症」と言われ、小学校の低学年の頃には、いつでも苛めにあっていた。友達らしい友達もいなかった。今、思い返してみても、あの退屈な授業、理由もなく整列させられ、好きでもないことをやらされる、あの奴隷のような受動性、昼休みの所在なさ、砂を噛むような何年間かに、よくも耐えられたものだと自分で自分に感心するくらいだ。不登校にならなかったのは、そういう選択肢もこの世にはあるということに、ただ気がつかなかった、それだけが理由かもしれない。 だからドラマの主人公恵都のように劇的なトラウマが無くとも、なんとなく学校を避けて家にひきこもってしまう子供の気持ちが、私にはわかる気がする。 今日やることを自分で決める。ただそれだけで、少し世界が変わってくる。「エル・リストン」にある夢のような友愛のドラマは、現実にはそうそう転がっているものではない。でも、小さな一歩を踏み出すことで、世の中は閉ざされていた扉を少しだけ開けてくれる。そう思わせてくれるものが、この物語の中にはある。 漠然とした生きづらさ、学校生活への違和感を抱えている子供たちの心に、小さな光を届けられたらと、願っています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これを読んで、幼稚園時代から集団の中で違和感を抱えて 過ごして来た長女のことを思い浮かべた。 今も長女が一番苦手なのは”学校という容れ物”だから。 その言葉の一つ一つが長女の言葉のように感じてしまう。 違和感は、それを本人も周りも認めてあげることで 少しずつ乗り越えることが出来るし、 自分が少しでも自分の居場所を見つけて安心することで きっといろんなことに踏み出していけると思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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