風邪は相変わらずまだ完治しません。
熱はだいぶ下がったけれど。
今日は、彼から「ホワイトデーに何もしてないから、メシ食いに行こう」と誘われました。
場所は、私達が出会った焼肉屋さん。
風邪はまだ治っていないし、熱もその時は38℃近くあったけれど、母には熱が下がったと
小さな嘘をついて家を出てきちゃいました。
彼に会って、あの焼肉屋さんでご飯を食べたら元気になれるんじゃないかって思ったんです。
ここ3~4日間、毎日おかゆしか食べてなかった…というか食べられなかったんだけど、
雰囲気ってすごいですね…体調が悪いと言うのにお肉が食べられるんです♪
石焼ビビンバも汗をかきながらほとんどひとりで食べることができました。
ほぉら、やっぱり元気なってきた☆
ご飯を食べ終わって、彼と仕事の話になりました。
彼の会社では後輩がトラブルを起こして、大変な状況になっている…と。
そんな大変な状況だけど、今また彼は車で片道2時間かかるところへ行かされているけれど、
「オレ、なんか今回もうまくいく気がするんだよね~。頑張れる気がするよ☆」
なんて笑顔で話してくれた。
私は……
今年の受験の結果を彼に聞かれ、不合格だった子達の顔が浮かんできたら、
その場で涙をこらえることができなくなってしまいました。
口にしちゃいけない、って思ってたけど、ここ数日間思っていたことを言ってしまいました。
「この仕事して数年間、毎年私は合格して欲しいって心底思う子達を合格させられなかった。
なのに、この子達は私を責めない。
逆に『先生ありがとう』って言ってくれる…でも私はあの子達を悲しませちゃった」
彼には、叱られました。そして励まされました。
「不合格だった子は確かに辛い思いをしたと思う。それに責任を感じるのも仕方ないと思う。
でも、結果が出てしまったものに対して、先生であるお前がいつまでも泣いてていいのか?
人間、後ろを振り返りながら生きることが一番かっこ悪い。
お前が前向かないでどうする?いつまでもそうやって『私が悪い』って泣いてて何か変わるか?
そうじゃなくて、そんなに辛い思いして、もうそんなに辛い思いしたくない、させたくないなら、
次の3年生に目を向けるべきだよ。次の2年生や1年生に目を向けるべきだよ。
それなのに、そうやって後ろ向きに泣くばっかりだったら、もう先生辞めた方がいい。
そんな後ろ向きな先生に教わることなんて何もないと思う。
無理に先生続けても生徒がかわいそうだ。
でもね、不合格でも『先生ありがとう』って言ってもらえるってことはさ、
きっと生徒にとってお前はいい先生なんだと思うよ。
オレはいつでもくるみの前を歩いてる。
後ろ振り向いてもオレはいねーぞ。
だから前だけ向いて歩け。
倒れる時は前に倒れろ。後ろは向くな。
いつでもオレが支えてやる。」
私は、自分を見失っていたのかもしれません。
自分の置かれている環境に飲み込まれて、自分が見えなくなっていたのかもしれません。
「なんとかしなくちゃいけない」・・・そんな思いばっかり強くて、
肝心の自分が芯のない状態だったような気がします。
周りがどうあろうと、もう一度私が目指していた私を見つめなおす時期なのかもしれません。
さすがに「そんなお前じゃ先生辞めろ、生徒がかわいそうだ」って言われた時は
ものすごいショックだった。悔しかった。あたしの気持ちの何がわかるの?って思った。
しかも、風邪っぴきの、泣いてる彼女に向かってそこまで言うか?!・・・なぁんて思ったけど、
おかげで目が覚めたよ。
私が思いっきり「マイナス」だったから、思いっきり「マイナス」の言葉を掛けてきたんでしょ。
マイナス×マイナス=プラス
そうやって「プラス」の自分の方に私を引っ張ってくれたんだよね。
あなたとの結婚も、正直最近どうなるんだろう…って思ってました。
ひょっとして別れた方がいいのかもしれない、なんてことも考えました。
お金のことはとにかく、やっぱりいなくちゃダメだわ。
改めて痛感。
ホラ、熱も下がってる。
明日から心機一転、頑張れ、あたし!!