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2009.09.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
去年も今頃にブログ復活、とか思って書き始めたものの、結局また1年が過ぎてしまった…


さぁその1年の間に私は母となりましたうっしっし

2008年11月27日早朝 ユウカ誕生ピンクハート


でも実は出産、すごく大変だったんです。

******************************************************************************

妊婦時代、私は塾講をやってました。これでも一応ひとつの校舎の責任者を任されていて、
妊娠がわかってから少しは授業のコマ数を減らしたり、勤務時間を短くしたりしたけれど、
普通のフルタイムの仕事に比べるとやっぱりきつかったかも。

それでも私を慕ってくれる、頼ってくれる受験生をギリギリまで指導したかったし、
実際妊娠生活はとっても順調で全く問題なかった・・・・・・と私は思っていました。

そして11月、産休に入り、ようやく出産準備をちょこちょこ始めた37週の検診日のこと。

「あれ?先週より赤ちゃんちょっと小さい?!
 おかしいなぁ。もう1回測定してみるね」

でも結果は変わらず。
その時は「赤ちゃんの位置がイマイチ良くないんでしょ」ということで帰されました。

今思うとこのころからちょっと「?」って思うことがちょこちょこと。
お腹が張ってキツく感じたり、腰に鈍痛があったり、疲れて気持ち悪くなったり、
ただ全部の症状がちょこっとだけだったから私も誰かに訴えたりしなかった。


そして11月27日になったばかりの午前2時。

寝ているとお湯が流れ出るような感覚。

「え?!破水???」

旦那を急いで起こして電気をつけると何かの事件現場か?と思うほどの出血ショック

一緒に住んでいる母も起こして3人で病院へ。

まったく痛くなかったんです。
ただ震えが止まらなかった。
車の中で旦那が差し出してくれた手を握りしめながらブルブル震えてた。


分娩台へあがって先生の診察。

「胎盤がちょっと剥がれてる可能性があるね。うちでもできないことはないけど、
 赤ちゃんに何かあるといけないからNICUのある病院へ行こう」

そしてなんと救急車で私は大きな病院へ搬送されることに。


救急車なんてもちろん生まれて初めて。
ただ、こんな時楽観的な性格でホント良かったなぁと思うんだけど、
全然危機感を感じてなかったの。
お腹では子どもの胎動を感じるし、自分は痛くもなんともないし、
救急車で母と「まさか私まで救急車に乗るなんてねぇ」と笑えたほど。


さぁ、大きな病院の先生の診察。
やはり胎盤が剥がれているかも、とのこと。
陣痛が来るのを待っていては赤ちゃんの命にかかわるかもしれないということで
私は緊急帝王切開をすることになりました。

それが3時半ごろ。

あっという間に私の周りには何人もの看護師さんが採血やらレントゲンやらなんやらで
集まってきて、なんと4時半には手術開始だと。


私はひたすら背中に打つということだけ知っていた麻酔の注射がどんなもんやら
怖く思うだけで、あとはもうまな板の上のコイ。


そして準備完了、手術室へ。


麻酔の注射は思ったほど痛くなかった。
でもすごく気持ち悪くって…お腹切られても痛くないけどホント気持ち悪かった…

すぐに「赤ちゃんの頭と顔見えたよ」と看護師さん。


「ほげっ」


という娘の第一声。
ここまでの数時間涙は一滴も出なかったけど、ここで初めてウルっときた。


「ほんぎゃーほんぎゃー」


って元気な声で泣いたのも聞こえた。
執刀医の先生に「良かったね」って言われた。


ただ、感動はここまで。
もう私の体は限界でした。
あまりの気持ち悪さに気を失いそうでした。


**********************************************************************

あとから話を聞いたところによると、私は胎盤早期剥離だったそうです。
妊婦の100人~1000人に1人だかの確率で起こる原因不明の状態。
栄養や酸素をもらう胎盤が剥がれているわけだから、赤ちゃんの命が助からないケースも多く、
下手すると母体まで死にいたることも十分に考えられるとのこと。

旦那と母はかかりつけの産婦人科ですでにこのことを聞いていた、と後から聞きました。

先生はもちろん私には「大丈夫だよ」と安心させていたけれど、
旦那と母は「かなり危険な状態です。赤ちゃんもお母さんも危ないかもしれない」と言われていたと。


私の場合、気づいたのが早かったこと、お医者さんたちの対処が早くて的確だったこと、
また胎盤の剥がれもそんなに大きくなかったこと・・・それで助かりました。

ただ、娘は産まれるときに相当な負荷がかかったようで、1ヶ月ほどNICUに入院したんだけど、
9ヶ月になった今、本当に本当に元気。

6ヶ月までにはいはい、1人おすわり、つかまり立ちができるようになって、
7ヶ月には1人で立つように。
まだ一歩はでないけれど、親の私がビックリするような成長ぶりを見せてくれています。

産んでしばらくは、普通の出産ができなかったこと、
産まれたばかりの娘に点滴やら鼻にチューブを入れるやら痛い思いばかりさせてしまったこと、
旦那にも最高の感動と喜びを感じるはずの日にものすごい恐怖を味わせてしまったことなどなど、かなり自分を責めました。


でも、元気いっぱいに育って私にまとわりついてくれる娘、
「今が最高に幸せだ」と言ってくれる旦那、

私は最高の家族と巡り合えたんだなぁ・・・そう実感できる毎日を過ごしていますスマイルさくら








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Last updated  2009.09.08 16:33:26
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Re:1年ぶり(09/08)   かのん75 さん
お久しぶりです。
母子共元気みたいで安心しました!
なかなか大変な出産だったみたいですね。
あたしも帝王切開だったのでうなづきながら読んでました。
帝王切開だって立派な出産!!
あたしもあと2週間後に2回目の切腹です(~_~;)
気合入れてがんばってきますね♪
(2009.09.11 17:53:21)

Re[1]:1年ぶり(09/08)   桜井くるみ さん
かのん75さん

本当にご無沙汰してました!
その間に私も新米ママとなったわけですが、上記のとおり、大変な出産となってしまいました・・・
ひとつの命を生み出すということは命がけなんだなぁと・・・
「妊娠=無事出産」と考えていた以前の自分。
いやいや、妊娠することも、その赤ちゃんが無事産まれてくることも奇跡なんだとひしひし感じました。

かのんさんの赤ちゃんも無事産まれてくることを心から願っています(*^^)v (2009.09.12 01:26:14)

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桜井くるみ@ Re[1]:1年ぶり(09/08) かのん75さん 本当にご無沙汰してまし…
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